脆い幻なんか蹴散らせ

苦い、辛い、甘い、全部の旨み
甘さしか知らなければ己の身体は滅んでく

何かに頼って強くなったって勘違い
頼るもんが無くなった夜、
目が覚めた時に弱さが増してる

その落差を見せつけられる度
元の弱さを受け入れられず
もっと欲しがるようになる。

そんな愚かなこといつまで続けるんだ?

昨日までの自分を一向に変えられず
明日からの事態をどうして変えられる
そうBOSSさんも歌ってる。

お前は何を聴いてきたんだ
何を学んできたんだ
そんで一体何を感じてた?

何も感じてなかったんだろ
わかったふりして何にもわかってない
頭で理解しても身についてなきゃ
何の意味もないんだよ
その言葉すら今の今までわかったふり

苦しそうだからストイックな人生は自分には無理だって思ってた。
だけどストイックな生き方こそが
自分を大切にすることなのかもしれない。
自分をいじめるほうがラクになっていた
期待せず、現状にとどまっていれば何も起こらない。
悪いことも良いこともない。

ずっとそこにいたらいつのまにか足場がぬめる。
ぬめって転んでも抜け出せるうちに抜け出すべきさ。
そのうち泥はかさを増す。
やっと気づいた時には動けなくなってそのまま骸骨。

そんな味気ない人生が良いって言うのか?

私たちは知ってる。
究極に腹が減った後の飯は
どんだけ高い飯より美味いんだ。
だから満足なんてするな。
もっとハングリーに。
もっと、もっとだ。


詩織

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?