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子供でもカンタンに遊べる「どうぶつしょうぎ」のご紹介

みなさんは「どうぶつしょうぎ」という将棋をご存じでしょうか?

ゲームの概要

どうぶつしょうぎは、通常の将棋が指せない人でもカンタンに遊べるように開発された将棋類です。

どうぶつしょうぎは、3×4の盤面を用い、駒の動きを簡略化した将棋類である。主に将棋が普及していない世代への将棋普及のために、女流棋士の北尾まどかがルールを考案し、同じく女流棋士の藤田麻衣子がデザインした。

wikiより引用

駒はかわいらしいデザインで、つかみやすい形をしているので小さな子供でも楽しめるようになっています。

Rui314 (talk) - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9022944による

ゲームのルール

駒の種類は「ひよこ」「ぞう」「きりん」「ライオン」の4種類。駒をよくみると、その駒が動ける方向に赤い丸印が書かれているのでうろ覚えでも安心です。

「ひよこ」だけは相手陣(一番奥にある3マス)に進むと裏返して「にわとり」に変化できます。また、通常の将棋と同じように、相手の駒を取って自分の持ち駒にすることができ、自分の手番にそれを打つこともできます。

初期配置は上図の通り。「ぞう」と「きりん」の位置に注意が必要ですが、駒のイラストを見るとどちらも「ライオン」のいる中央の方を向いているので、こちらもうろ覚えで大丈夫。

相手のライオンを取る「キャッチ」か、自分のライオンを相手陣に移動させる「トライ」(移動した次の手でライオンが取られる場合は除く)を行えば勝利となります。 同じ手が繰り返される千日手はすべて引き分けとなります。また、通常の将棋にあるような禁じ手のたぐいはありません。

ゲームの奥深さ

「どうぶつしょうぎ」はルールが単純であるにもかかわらず、良い手を考えるのが意外と難しく頭を使うゲームです。

例えば、上図をご覧ください。先手が初手で相手のひよこを取る手は一見して良い手のように見えます(一番左)。

ところが、後手がライオンを進めてひよこを取り返したあと、先手がひよこを打って後手がライオンを後戻りした場面を見てみましょう(一番右)。

この場面は、後手がひよこを持ち駒にして後手優勢です。よって、ひよこを取る手は良い手とはいえません。

(参考)「どうぶつしょうぎ」 の完全解析

まとめ

このように、「どうぶつしょうぎ」はカンタンなルールながら奥深いゲームといえます。みなさんもぜひ、遊んでみてはいかかでしょうか?

以上、「どうぶつしょうぎ」のご紹介でした。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!