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OpenAIのplaygroundを無料枠で遊んでみた

最近、ChatGPTをはじめとした生成AIにはまっている筆者。

今度は、OpenAIのplaygroundというものがあると知ってさっそく試してみることに!

そもそも、playgroundとは何なのでしょうか?ChatGPTに質問すると、以下の回答を返してきました。

OpenAIのplaygroundを、ChatGPTとの違いが分かるように3行で説明してください。

OpenAIのplaygroundは、GPT-3モデルを実際に体験できるインタラクティブな環境です。
ChatGPTはそのモデルの一部であり、その能力を実際の対話に適用したものです。
playgroundはより包括的なAI開発と実験プラットフォームであり、機能やコントロールの面でより広範なオプションを提供します。

Usageから無料枠を確認する

playgroundは課金制ですが、無料枠が付与されていれば、その範囲内で無料で使用できます。

まずは、自分に無料枠が付与されているかどうか確認しておきましょう。

OpenAIの公式ページの右上のメニューからログインを選び、取得したアカウントでログインします。

次の画面に飛ぶはずなので、APIを選びます。

右上のアカウントアイコンからManage account → Usageを選びます。

この画面の場合、9月1日期限で$5.00料金分の無料枠が付与されています。

playgroundでの操作方法

では、さっそくplaygroundで遊んでみましょう。

playgroundの画面にたどり着いたら、まずModeをCompleteからChatに変更します。

真ん中のUSERの所にプロンプトを入力して、下のSubmitを押すと回答が出てきます。

ちなみに、左側のSYSTEMはGPTに覚えていてほしい内容を書き込む所です。

例えば、ここに「必ずですます調で答えて」と打ち込んでおけば、全ての回答をですます調で返してきます。

右側にあるのがパラメータで、これをいじるとGPTの回答がいろいろ変化するそうなのですが…

パラメータをいじってみる

くどくど説明するより、実際に試してみましょう!

パラメータを変えながら、以下の質問を3回ずつ回答させて違いを見てみることにします。

あなたは数学に詳しいブログ編集者です。中高生でも興味を引くような、数学に関するトピックのアイデアを5個挙げてください。

ただ、長文に備えてMaximum lengthだけは事前に1000付近まで上げておきます。

さあ、どうなるでしょうか?

初期パラメータ

Temperature = 1
Top P = 1
Frequency penalty = 0
Presence penalty = 0

回答1

  1. フラクタル図形についての解説:フラクタル図形の種類や性質、実生活での応用例などを解説する。

  2. プログラミングでの数学活用:プログラミング言語で数学を活用する方法や、数学的アルゴリズムを使ったプログラミングの例を紹介する。

  3. フィボナッチ数列についての解説:フィボナッチ数列の公式や性質、実生活での応用例などを解説する。

  4. 確率の基礎と応用:確率の公式や計算方法、実生活での応用例(例えば、賭け事や投票予測など)を解説する。

  5. 幾何学的問題の解法:数学の問題に対して幾何学的なアプローチを用いた解法を紹介する。例えば、三角形の相似性などの原理を使った問題解決方法を説明する。

回答2

  1. 「数学が現実世界でどのように使われるのか?」

  2. 「フラクタルについて:見るだけじゃない!」

  3. 「量子コンピューターの仕組みと数学的原理」

  4. 「素数はなぜこんなにも重要なのか?」

  5. 「数学と芸術:フィボナッチ数列を用いた美しい作品たち」

回答3

  1. ゲーム理論と経済学:中学生でも理解できるように、ゲーム理論が経済学にどのように応用されるかを説明するトピック。

  2. フラクタル図形:中学生にとっては興味深いと思われるフラクタル幾何学的な図形の例を紹介し、それらの生成方法を説明するトピック。

  3. 数学と音楽:中学生が好む音楽と、それが数学的原理に基づくことを説明するトピック。

  4. 現代数学の応用: 量子コンピュータ、人工知能、ビッグデータなど近年注目されている現代数学の応用を、中高生に理解できるように紹介するトピック。

  5. 三角関数:中学生向けの三角関数の説明と、それらをどのように使用して三角形の特定のサイズと形状を決定するかを説明するトピック。

Frequency penaltyとPresence penaltyを1へ(同じ単語の重複にペナルティを与える)

Temperature = 1
Top P = 1
Frequency penalty = 1
Presence penalty = 1

回答1

  1. フラクタルの世界: 自然や芸術で見られるフラクタル形状について説明し、数学的観点からフラクタル図形を探求する。

  2. コードと暗号: 数学はコンピュータ科学の基盤でもある。様々な暗号化手法に不可欠な数学的アプローチを紹介する。

  3. ゲーム理論: 人間と競争することが多いゲーム(例えばポーカー)は、勝利戦略を考え出すための逆説的思考力を要します。このような魅力的なトピックについて分析したり、AIと人間で対決させる実験について報告してみましょう。

  4. "π" の誕生日:円周率"π"がもたらす影響深い歴史、現在協力された研究開発成果から未来へ期待される応用技術等々、「不思議さ」や「美しさ」と共に考察してみます!

  5. Topology of Knots(結び目の位相解析) 結び目自体は普及品です。 歩道橋の柵やリボン、もしくは実用性のある製品であります。 また創作意欲がなくても一旦習得してしまえば楽しい遊びと化す結び目を基軸に、「同じように見えて全然異なる」という形態やその劇的変化を追求します!

回答2

  1. フラクタル図形の美しさと複雑さ

  2. 暗号理論:セキュリティに欠かせない数学

  3. ゲーム理論:ゲームで使える戦略や計算方法

  4. 確率と統計:データ解析の基礎を学ぼう

  5. 数列・級数の奥深い世界:フィボナッチ数列や調和級数など

回答3

  1. フラクタルとは何か?フラクタルの種類や美しさについて紹介する。

  2. 数学と芸術の関係について。絵画や建築物などで使われる数学的概念を解説する。

  3. 定義や公理、証明方法など、数学的思考力を養うために必要な基礎知識を説明する。

  4. 数字パズル(スーデオコー、ナンプレ)やキューブパズル(ルービックキューブ)など、遊び感覚で楽しめる数学系の問題を紹介する。

  5. 量子コンピューターや人工知能(AI)が発展した背景にある確率・統計的手法について詳しく掘り下げる。

Temperatureを1.1へ(より創造的・やわらかい回答に)

Temperature = 1.1
Top P = 1
Frequency penalty = 1
Presence penalty = 1

回答1

  1. フリップコインの確率とその応用

  2. 数学的な美しさを持つ図形、例えば黄金比やシニュスター曲線について

  3. (虚)複素数の導入とグラフィック・イメージへの視覚化

  4. パズルソルバーアプリ(たとえばMathDokuやKenKen)で楽しめる数学。

  5. 最近注目され始めたブラックジャックカードの戦略監修技術

回答2

  1. フラクタル幾何学の魅力:コッホ曲線やマンデルブロ集合について

  2. 数列と数学パズル:フィボナッチ数列、アークシン関数、等差・等比・階差・対称性を用いた問題解決方法

  3. 確率論の非常識な実例:ガンブラーの誤謬, ベイズ推定法によるメジャーリーグでの選手成績予測, トーステンセン賭け戦略など

  4. ゲーム理論の基本概念と応用例: 行動協力/競争,累積効果、均衡点, 演奏家 paradox 得られる気づきが社会生活にも役立ちます。

  5. 数学史に纏わるエピソード: アリストテレス、「12番目は私だ」カード、叢馬划界,除尽法 PTOLEMY THEOREM など。

回答3

  1. 前代未聞の問題に取り組んでみよう:難解な数学の謎を紐解くと、新しい世界が開けるかもしれません。たとえば、「パフォーミング・ムシ」と呼ばれる虫は、空気中で跳ね回って自由自在に移動しています。なぜ彼らは落下しないのでしょうか?その答えを見つけてください。

  2. 数字的思考能力を養おう:全国レベルの数学者やオリンピック競技者に必要不可欠な数字的思考力。それを持続する方法や改善する方法について調べ、トレーニングプログラムも共有してみましょう。

  3. 近年注目される数学上の発見・応用:2021年時点でも新たな発見が次々と報じられています。例えば、「フェルマー予想」や「原子核分裂理論」から派生する多岐にわたる知見があります。ここではその詳細表現及び基礎内情等も含めご紹介します。

  4. 明日から使える制度・計算法テクニック:大人だけではありません!高校生向けでもサラリと使える制度や数式、公理のテクニックを紹介します。例えば、「対称性」と「システム」の応用について説明しましょう。

  5. 科学技術者K・ クノ―A自伝 Biografi Series 4:著名な数理物理学者である科学技術者K・クノさんが解説する自身の人生(1907-1976)及び仕事内容は知られざるものです。お花畑だった青年期からドイツ・固体物質研究センター/フランス分子運動系リサーチセンター等へ進出する全般的成長プロセスを招待します。

Temperatureを0.9へ(より論理的・かたい回答に)

Temperature = 0.9
Top P = 1
Frequency penalty = 1
Presence penalty = 1

回答1

  1. フラクタルジオラマの作り方:フラクタル幾何学を使って、中高生が楽しみながら自分で美しいジオラマを作る方法について説明します。

  2. 数学的パズルゲーム:数学的思考力を養うためのパズルゲームや謎解きコンテストについて紹介します。

  3. コンピュータグラフィックスと数学:コンピュータグラフィックスに欠かせない線形代数や幾何学、微積分などについて実例を交えながら解説します。

  4. オリンピック競技プログラミングと算数・幾何:世界的なプログラミング競技大会であるIOI(International Olympiad in Informatics)の問題例を使用して、中高生でも取り組めるようアレンジしたものを掲載します。

  5. 自然科学系大学入試攻略法:センター試験および各大学共通化試験対策のために必要な高校数理基礎知識から始まり、応用問題対策まで、様々なアイデアや方法論を紹介しています。

回答2

  1. 三角関数を使った音楽制作の方法

  2. フラクタル図形と自然界の関係

  3. 暗号化技術における素数の役割

  4. ゲーム理論を利用した社会問題の解決策

  5. 数学的モデルを利用して未来予測する方法

回答3

  1. フラクタル図形の美しさと不思議さ:自然界や現代アートに見られるフラクタル図形を紹介し、その性質や数学的背景について説明する。

  2. 数列パズルの解き方:中高生向けの数列パズル(例えば「算数マジック」など)を紹介し、それらを解くための手法や注意点を解説する。

  3. 三角関数と楽器音程:楽器の音程は三角関数で表されることが知られており、これによって和声学が成立している。この関係性について詳しく掘り下げる。

  4. シャノンエントロピーと情報量:データ圧縮や通信技術などに深くかかわっているシャノンエントロピー(情報量)について、その定義や計算方法、応用分野などを紹介する。

  5. 組み合わせ論入門:順列・組み合わせ・重複組み合わせなど基本的な組み合わせ論の考え方から始め、趣味であったり日常生活でも使えそうな実践的例題も加えた記事シリーズを展開する。

すべてのパラメータを0へ(Top Pを0にすると最高確率の単語しか拾わなくなる)

Temperature = 0
Top P = 0
Frequency penalty = 0
Presence penalty = 0

回答1~3(すべて同じ回答)

  1. フラクタル図形の美しさと数学的背景

  2. 数学的パズルの解法と戦略

  3. 数学的思考力を鍛えるための問題集と解説

  4. 数学と芸術の関係性についての考察

  5. 数学的モデルを用いた社会問題の解決方法の紹介

Top P以外を1へ

Temperature = 1
Top P = 0
Frequency penalty = 1
Presence penalty = 1

回答1~3(すべて同じ回答)

  1. フラクタル図形の美しさと数学的背景

  2. 数学パズルの解法と戦略

  3. 確率論を使ったゲーム理論の応用例

  4. グラフ理論に基づく社会ネットワーク分析の方法と意義

  5. 数列や級数を使った実世界問題の解決策


いかがだったでしょうか?

みなさんもぜひ、playgroundで遊んでみてください!

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最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!