1月26日(巣ごもり19日目)

よい知らせもあれば、悪い知らせもある。よい知らせというのは、もちろん国家の支援が増強され、多くの医療従事者が武漢に到着したこと、などなど。これで武漢人の心は大いに安らいだ。それは誰もが知ってることだろう。

方方「武漢日記」一月二十六日(旧暦一月一日)

武漢日記に書かれたよい知らせは日本でも報道があった。飛行機が医療従事者が大勢武漢に到着した映像は記憶にある。

二ヶ月後の三月末にはニューヨーク州での感染者数が66,497人、死者が1,200人を越え、クオモ州知事が全米の医療関係者に助けを乞い、しばらくして勇気のある人々がニューヨークに集ったと聞く。

イギリスにもニューヨークと同時期の美談がある。「国家的危機」に直面したイギリス政府が医療サービス支援のためのボランティアを募集した。ハンコック保健・社会福祉相が会見で呼び掛けたところ、なんと二日間で67万人の申し出があったそうだ。驚くべき行動ではないか。記事には「悲しいことがたくさん起きている。医療機関の負担を軽くするため必要とされることは何でもやる」という初老の女性の言葉が紹介されている。

ボランティアたちは、米国ではクオモ州知事の言葉に、イギリスではハンコック社会福祉相の言葉に答えて行動した。政治家の声が力を持ち、その声に力強く答えて行動を起した人々がいたことは素晴しいことだ。

ソフト・ロックダウン下の日本にあって、国民は緊張しながら耐えている。強いリーダーシップを待っている。日本人だって互いを支えたいと思っているはずだ。あとは、真摯な言葉のやりとりだけのはずだ。

現在の重症者(速報値)は148人、本日の患者の発生状況(速報値)は1,026人、うち65歳以上の高齢者は270人、検査実施件数は5,881件(目安となる3日前の件数)です。
東京都-新型コロナ対策パーソナルサポート

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