お別れの手紙の練習

お別れの手紙の練習

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  • クズとわたしの昔話

    時系列で過去の話を書いていく

  • 素敵な言葉

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原因に気付いたこと

やっと、やっと気付くことができた。 私がいけないと思っていた。 自信がないのも、心も体を不健康なことも 全部自分が悪いと思っていた。 しかしそれは勘違いだった。 隣に置いておくべき人を間違えていたんだ。 2年間、四六時中その人のことばかり考えていた。 好きだったからその人のことばかり考えていた。 考えてしまうのは好きだからなんだと余計に思った。 2年間、たくさん傷ついた。 傷ついた分、不安になる時間が増えた。 そのことで頭がいっぱいになった。 それを「あなたのことで

    • マッチングアプリを辞めたこと

      マッチングアプリを辞めた。 わたしはマッチングアプリから可愛いという褒め言葉を補給していた。 容姿が、存在が、コンプレックスの私にとってマッチングアプリは 自己肯定感を上げる道具だった。 可愛く撮れた写真をアップすると「可愛いね、会いたい」と言われた。 下心だと分かっていたが、それでも褒められることが私には必要だった。 なぜこの道具に頼ってしまったか? 私にはここにしか褒めてくれる人がいなかったから。 しかし、マッチングアプリのたくさんの人がくれる「可愛い」より もっ

      • 最後の手紙

        タイトルがお別れの手紙にならなかったこと、そんな勇気まだもっていなかったこと。 どうか未熟で不幸な私を許してほしい。 目先の幸せが邪魔になるほど私はまだ強くないから 今朝始発に乗りながら、考えてた。 この2年間私を泣かせるのも笑わせるのも匠さんだったなって。きっと笑ってる時間の方が多かったかな。匠さんといるときの私はいつも声を出して笑ってて、そんな時間だけは自分のことを好きでいられた気がします。匠さんは覚えていないかもしれないけどいつか「ワガママな奈々が好きだよ」と言って

        • 解明されないこと

          三日間も一緒にいた。 ほんの少しだけ1人の時間が必要で 買い出しに「1人で行ってくる」と 徒歩5分のスーパーに行った。 彼はわたしに手書きのメモを持たせた。 書いてないものまで目移りして、カゴに入れていると1件のメッセージ。 「大丈夫?どうかした?」 近所のスーパーに行って15分程度たったところでこの連絡。 「事故にでもあったらどうしようかと思って」 この自分の想定内の時間に物事が進まないと心配ですぐに連絡をしてしまうところがわたしの父親にすごく似ていた。  

        原因に気付いたこと

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        • クズとわたしの昔話
          9本
        • 素敵な言葉
          3本

        記事

          期限があること

          朝、目が覚めると抱きしめられている。 起きたことに気づくと、彼はもっとわたしを強く抱きしめる。 「おはよう」 「おはよ」 「昨日はどんな夢を見た?」 「眠りすぎてみる余裕なかった」 「私は家具を買う夢を見たよ」 昨日の最後の記憶は、彼の腕の中でウトウトしていたこと。 いつか言った私のわがままを彼は忠実に守る。 「私より早く寝ないで」 宅配便が届きチャイムが鳴る、まだ布団から出られない私の代わりに荷物を受け取る。 布団に戻ってまた夢の続き。歌詞のない流行っぽい歌を流した

          期限があること

          ヘルメットの中のこと

          色んなことがあった。 傷ついて苦しい思いをした。 こんなに苦しいならいっそのことやめてしまえ、そう思った。 その日から一週間連絡をやめた。やめたら好きじゃなくなると思った。 一週間ぶりに会う彼と私はライブに行く予定があった。前の晩は、私と彼と彼の友達。3人で急遽焼肉。 飲んだ後、最寄りから私の家に直帰すると友達にバレるので一回実家へ向かう。風呂も入らず実家を飛び出して私の家にまっすぐ来る。 一週間ぶりにするセックスは、ゆっくりで丁寧で。愛があったかは定かではないが、私

          ヘルメットの中のこと

          間違ってポケットの中で録音されたこと

          「ただいま」 「おかえり」 「疲れた、足疲れた」 「今日のポジションは6時間くらい動かないんだよ」 「え、歩かないの?」 「そう歩かない」 「お風呂はいろー」 「うん。入んな」 「鍋臭い?」 「ううん、全然。鍋感ない」 「洗濯してたから」 「今日キッチンじゃなかったの?」 「途中まで。みんなのまかないやってた。私食べないのに」 「ビール買ってきたんだ。あとすごい珍しいもの買ってきたんだよ冷蔵庫見て欲しい。なんでこんなの俺買うの?ってもの買っちゃった。

          間違ってポケットの中で録音されたこと

          もやもやすること

          このもやもやはnoteに書いてどうにか何処かに行ってくれ 何をされたわけでも、何を言われたわけでもないの。 ただ昨日の夜は女の子と予定があったみたい。 不安でいっぱいだったけど 今朝起きたら、「いつも実家で家族ぐるみで飲むご近所さん」だと 気付いた、安心した。 ホテルに行ったりしてたわけじゃなかったんだ。 よかった 朝まで飲んでたみたいだから、お昼になっても起きてくれない。 今すぐ会いたい。 今すぐ来て。 いつもみたいに返事より早く会いに来て 今日はそんなことは言

          もやもやすること

          きえないで

          サビよりAメロBメロが沁みることがある 今の私には結論より、過程が大事なのかもしれない 次会うときは、どんな気持ちになるんだろう 今までで一番可愛い私で会いたい ー  まつ毛が下を向いてても 髪の色がくすんでても 女の子にしてくれたね あなたのおかげです 布団に潜りキスをしたり 離れたくなくて嘘ついたり 夜の肌色を探ってみたり あなたを全部で探した ー

          きえないで

          今夜思うこと

          とっても好きでした。 本当に幸せでした。 素敵な夢を見させてくれてありがとう。 貴方と私の幸せに溢れた素敵な時間は 私の心を温めるぬるま湯でした。 私はそろそろこの心地良いお風呂から出なければなりません。 私の素敵な思い出 ここに眠って、目を覚まさないでね おやすみなさい

          今夜思うこと

          アバンチュール

          いつだって恋は一方通行で 帰ってこない 言われ慣れた言葉なんか君に言ったって変わらないよな けど今夜だけは 君は都合のいいように忘れてよ 僕は酔っ払ったフリでもするからさ 夕暮れ時僕と君ふたり 街灯と人の波 この景色の中にこのまま溶けて 誰にも見つからないように 今夜は2人で

          アバンチュール

          火傷したい

          ああ産毛まで見える横顔が綺麗だね 「三日月、夜空が笑ってるみたいに見えるよ」 っていう話 わかってくれてありがとう 2人を写す記念写真は残らなくってもいい 今の君がいい

          火傷したい

          最終章の前に言いたいこと

          先日、序章を書いた。 私たちのお話はまだまだ続く訳だけど、 最終章はもちろん 「お別れの手紙」 お別れの手紙の記事は、最後に投稿するのではなく下書きを公開し 書いては消して‥‥を繰り返し最高のものにしたい だから随時更新することにする。

          最終章の前に言いたいこと

          言いたいけど言えないこと

          昨日1212の日は、私達を出会わせたゼミ活動の最終日だった。 ジェットコースターのような日だった。 2人の朝は同じ布団で抱き合いながらはじまった。彼は私を学校までバイクで送った後、ウチでワンピースを観ていた。 今日は11時から配属先発表があるから、と少しソワソワしていた。彼は東京志望だが、ずっと名古屋に行くと聞かされていた。 彼は発表を受けすぐに連絡をしてきた 「大変なことが起こった、東京になった」という通知を横目に様々な気持ちがよぎる ・離れ離れにならなくて嬉しい

          言いたいけど言えないこと

          人生の先輩に言われたこと

          「 相手の気持ちなんてどうすることもできない こう思ってるかもしれない、って思うのは私の頭の中の出来事 リスクを背負ってはっきりさせるか はっきりさせずに一緒にいるのか あなた次第だよってアドバイスする他に俺に言えることがある? それはあなたが考えることだよね 私はあなたが好き あなたも私が好きだと言う 付き合いたいだとか言ってもどうにかならないことはわかる でもモラルに反することはしてはいけない 他の人とホテルに行くとかそういうことを私に伝えるのはモ

          人生の先輩に言われたこと

          私たちの出会いのこと

          少し夜更かしをしているam2:30 こんな気の狂った夜でないと、まともにこんな記事を書くことはできないだろうからネイルを乾かすついでに私たちのことについて書く。 今日は序章 私は友達の助長で人に恋をしない、 私が恋に落ちた今までの人は皆初めて会ったその日からなんとなくそんな気がしていた。 私たちが初めて出会ったのは2018年4月の新歓飲み。その日も頭では分かっていないものの飲み会の終わりに私は気付けば最後にはちょこんと彼の隣に座っていた。 無論、ソフトドリンクで。

          私たちの出会いのこと