コーチングで組織変革はできる?リーダーの在り方こそ・・・
コーチングは2000年から急速に日本にも普及しました。
私が初めて知ったのもロイヤル時代の幹部研修でした。
でも、その効果はそう長くは続きませんでした。
赤いボールには赤いボールをという基本スタンスを学びました。
そして、承認や繰り返し、質問、メッセージの出し方などのスキルを学びました。
2週間に1回行われる電話を使ったグループミーティングも斬新でした。
2015年、もう一度コーチングで組織変革を成し遂げたい。
そういう想いから自ら門を叩いたのはPHP研究所のビジネスコーチングでした。
PHP研究所の特色はコーチングをする人の在り方が問われるのです。
単なるコーチングのスキルやテクニック以前に、人間性やリーダーとしてのBE(志や使命感)がどうなのかということでした。
コーチングを学びつつ、幹部。店長料理長に1泊2日でコーチングを学ぶ機会をつくりました。
初日は、「りーダーとは?」についてのプレゼン発表、それに続く、基本マナーやリーダーの在り方のレクチャー
2日目は、5時間におよぶビジネスコーチングセミナーです。考え方から信頼の気付き方、基本スキルを学びます。
そしてメインは戦略的な会話術。GROWモデルをロールプレイングを通じて学びます。
全国450名の店長料理長、50名の幹部に全国規模で半年をかけて行いました。
そして、パートアルバイトのリーダー候補まで行うことになります。今では、FBA(ロイヤルホストフードビジネスアカデミー)の
カリキュラムに加えており、必ずリーダーはコーチングの基本を学ぶ仕組みをつくりました。
また、その実績を認められ、ホールディングスの管理職昇格者研修でも出張講義を行いました。
コーチングで組織変革は可能か?答えは、ある部分まではYES,ある部分はNOです。
コーチングは0から上を目指す目標設定コミュニケーションの一つです。マイナスの人がいれば機能しません。
要はラポール=信頼関係が不可欠です。
自己肯定感が低かったり、仕事や仕事以外に悩みを抱えているとうまく機能しないのです。
マイナスを0にしていくアプローチがカウンセリングです。
メンタル不調や昇進したくないという若者が増えています。
そこには、こんな上司になりたいというロールモデルが不在なのかもしれません。
先が見えてしまうのでしょう。人間的な在り方が問われているのかもしれません。
私は、コーチングだけではうまくいかない個人の成長の壁にあたりました。
カウンセリングを学びコーチングとの合わせ技で人の活躍や成長を応援したい。
定年を目前に安全圏から突破する覚悟を決めました。
「地位や収入」よりも「自由と学び」、何よりもこれからの人としてのあり方を大切にしたかったのです。
ワクワクした人生を歩みたい。
私にとってのワクワクは「思いやりと勇気をもって世の中に貢献する人々の背中をおすこと」です。
独立から3年、キャリアコンサルタントの資格を取得して1年、ようやく自分自身のビジョンに向かって
ワクワクする仕事をする機会をいただき、充実しています。
外食産業を元気にしたい。従業員もお客様も笑顔でいっぱいにしたい。そんなビジョンに向かっています。
外食業界の組織開発コンサルタント、人材育成コンサルタントとして活動しています。
単発のセミナーや研修、1ON1面談講習も得意分野です。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ・ご相談 miura@1up-learning.comまで
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