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夏紬(?)&葛布帯は、アウトドアウェア同様の驚きの汗抜けの良さで、全て水洗いOKのスグレモノでした
【夏紬(?)&葛布帯は、アウトドアウェア同様の驚きの汗抜けの良さで、全て水洗いOKのスグレモノでした】
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【ニセコに葛はありません】
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【風呂上がりは着物が楽】
先日、日帰りでニセコへ行きました。メインの目的は有島記念館。ツキガタアートヴィレッジで大変お世話になった久保 奈月さんが展示をされています。
https://www.facebook.com/Atelier7272
(二人展・8/20まで開催中)
![](https://assets.st-note.com/img/1690194828224-3vYHmJPF0U.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690194851413-YCyXOB4JdN.jpg?width=800)
この日は屋外で、ライブパフォーマンスがあるというので、合わせて行くことにしました。かねてより見たかった奈月さんのライブパフォーマンスだったので、希望が叶い満足です。羊蹄山を背景に音楽と書のライブパフォーマンス、展示作品も素敵&興味深く、とても良い休日となりました。
ところで、せっかくニセコに行くのなら山に登らねば勿体無い。そこで、比較的短時間で登って下りて来られるイワオヌプリをチョイスして、
イワオヌプリ→五色温泉→有島記念館
というコースを設定。
しかし、汗だくになった後の山登りの装いで記念館や展示会場に行くのは、流石に憚られました。今や私は、外に着て歩ける類の衣服は、作業用か山用しかないという有様で、程よい外出着は、着物一択となっています。
だからと言って、風呂上がりに脱衣所で、長襦袢から何からきちんと着物を着るのは非現実的でした。きっと暑いので半襦袢も着たくない。そこで「ナンチャッテ着物」を考えました。
多分素材が紬?(透ける)の着物に、葛布を半衿ではなく「伊達襟」的にセット。あらかじめ縫い付けておきます。下にはTシャツに裾除けのみ。その上に浴衣のように羽織り、葛布の半幅帯を締めました。(意味分かるでしょうか…写真がなくすみません)伊達襟を半衿に見立てた、という訳です。私は浴衣がどうしても外出着には見えなくて、あまり好きではないのですが、伊達襟があれば、それなりに見えます。これなら良いかも?
さて、山の上は標高も高くほぼ雲の中で涼しかったのですが、下界は結構暑かった。動くたびに大汗かきましたが、着物と帯が全部吸って発散してくれます。この汗抜けの良さと通気性は、さっきまで着ていた山用ウェアと変わりません。
しかも、この着物、自宅で水通ししても(シワは残りますが)大丈夫。葛布帯も水通しOK。帰宅後着ていたもの全て水通ししてサッパリ。
素晴らしいと思いました。
結論
真夏の着物は、襦袢&半衿ではなくて、浴衣風&葛布の伊達襟が良いのではないか?
あと、風呂上がりに着るのには着物がとても楽なのですね。Tシャツなどだと、皮膚に張り付いて、イラッとなるのが温泉の常だと思いますが、着物だと、腕を肩より高く上げることもなく、下から上品に羽織るだけなので、佇まいも美しく、洋服より素早く着れました。帯は、サムライ結び?簡単なやつです。帯板ももちろんありません。
ところで、ニセコや倶知安には葛は皆無でしたが、帰路、仁木町に入った瞬間、周りが葛だらけでした。この境界線は何なのだろう。しかし北海道の葛はこのように、ある場所を境にある所とない所がはっきり分かれます。「北海道の葛は人が持ち込んだ」と私が考えている根拠の一つです。
イワオヌプリの景色
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