うちの敷地内にある野葡萄 秋に色づいた実を採って野葡萄チンキを作るのだけど
とにかく生育欲旺盛で夏にどんどん伸びる蔓は染料にならないものかとずっと思っていた
茎は赤く いかにも染まりそうな風貌
剪定したのはこれ↑より少し前、どんどん伸びる蔓を採って、試しに染めてみることにした
染料の量が少なめで、媒染液濃度も薄めにしたが、相変わらず絹は濃く染まる
緑がペースにあるグレー〜黒に近い濃い色
イタヤカエデ染めの色と系統は似ている
とても綺麗な色
野葡萄の実は肝臓に効くのだとか
すると染めた糸、染めた布も、何かしらの良い作用があるかもしれないと、(例え無くても)良い気分
経年による色の変化等の経過を見て、制作に組み込んでいこうと思った
何しろ毎年どんどん伸びるのでどんどん刈るので資源の有効利用という点でも気持ちが良い
染料として灰色〜黒を染める植物はそもそも多いそうだが、うちにも豊富だ
灰色専門になろうかしら
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