見出し画像

ネイティブ発音の追求について

英語を勉強する時の課題のひとつに「発音」がある。日本人が1番苦手とする分野であるが故にこれが原因で英語学習に躓く方もいると思う。そういった方々に対して見て欲しい内容となっている。

● ジャパングリッシュ

まず英語学習をするにあたって大きな課題がある。それは

「ジャパングリッシュを克服したい」

ジャパングリッシュとは「Japan」と「English」を足した言葉(造語)で、日本人の喋る英語(カタカナ英語の様な発音を指す)のこと。例えば

♦ 「L」と「R」の発音の区別
♦ 「th」の発音の仕方
♦ カタカナ英語

確かに英語学習者には大きな壁だと思う。それが原因で学習に支障をきたす場合も少なくない。
故にこれらを克服しようとして多くの人は次の解決方法を考案すると思われる

【ネイティブのような綺麗な発音を目指そう】

目標としてはとても素晴らしいと思うのだが、実はこれはさほど重要ではない。特に多国籍の人種が存在する多国籍国家(アメリカやオーストラリア、カナダなどの国)では特にだ。

● ネイティブスピーカーの「ジャパングリッシュ」に対する認識

僕ははよくアメリカのYouTuberをみて英語の発音の仕方を学んだ。だからオーストラリアへワーホリに行った時、多くの人から「君の英語はアメリカ人みたいだ。」と言われた。

そこで僕はこのような会話があった時、数々の人にとある質問をするようにしていた。

「あなたはジャパングリッシュについてどう思いますか?」

そう、色々な国籍の人がいるオーストラリアでのジャパングリッシュに対する認識はどのようなものなのかが知りたかったのだ。そこで多くの人はこう答えた。

「ジャパングリッシュはその人(日本人)の個性だ。」

あまり否定的な意見が見受けられなかったのに驚きを隠せない自分がいた。なぜなら自分は過去に「ジャパングリッシュは日本の恥」だと思っていたからだ。これが原因で自分の発音を矯正した。

● 発音よりも大事なもの

確かに英語を話す際、発音はとても大事。「L」と「R」を間違えるだけでとんでもない誤解を生むことがある。

だが実はそれは大したことがない。なぜなら

「L」と「R」を間違えたって、その単語を説明する努力をしたらいいのだから。

正しい発音はこういった誤解を解消してくれる。しかしそればかり意識していたら英語を話そうにも【間違えてはいけないプレッシャー】を感じてしまうだろう。そうなっては英語学習が楽しくなくなってきてしまう。

大事なことはやはり
伝えようとする姿勢


● 結論

そこまでネイティブ発音に
執着しなくていい
それよりも大事なのは「自分の言いたいこと」を伝える方法を考えること。
間違っていてもそれを説明する努力

英語学習において躓きやすい課題がたくさんあるけれど、皆で乗り越えていきましょう!👍