#2 こころに残る一文
このページを開いてくださって、ありがとうございます!
自作のマガジン『こころに残る一文』 #2です!
(※好きな本について語るということで、テンションが高めです。)
前回の、#1『マザーテレサ あふれる愛』では、
一文を紹介しますと言ったものの、長文の紹介になってしまいました…。
今回はちゃんと一文にします!
ご紹介するのは、こちら。
#2
『思考の整理学』 外山 滋比古 (1983年)
P.44
ものを考える人間は、自信をもちながら、
なお、あくまで、謙虚でなくてはならない。
論文の書き方について紹介されている中で、出てくる一文。
私は論文を書くようなことはしていませんが、
日々、目の前の仕事に試行錯誤しながら取り組んでいて、
「ものを考える人間」ということに、当てはまる気がします。
少しでも仕事をすると、
何だかそれだけで、変に自信を持ってしまう瞬間があります。
「いや~誰よりも働いたな~」なんて、鼻高々になることも。
(嫌な人間ですね…)
謙虚という言葉は、どうも頭から抜けてしまいがちです。
自信がなさすぎるのは、自分を否定してしまうようで悲しいことですが、
傲慢になって周りが見えなくなったり、
考えが凝り固まったりするのも、とても悲しいです。
人間には、機械とは違って、思考して、創造していく力がある。
その力を磨いて、人として成長を続けていくために、
常に謙虚でいなさいと、喝を入れてくれる一冊です。
おわり。
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