くず餅

夫と2人、仲睦まじく、明るく元気に暮らす平凡な会社員。 長所はおおらか、短所は雑。 ポ…

くず餅

夫と2人、仲睦まじく、明るく元気に暮らす平凡な会社員。 長所はおおらか、短所は雑。 ポップカルチャーをつまみ食いすることと、食べることが生き甲斐。

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被災者と非被災者のはざまでー自分の備忘録としてー

いま、文章にする理由(2021年の3月に仙台で書き始め、書き上がったのは2024年の3月東京にて、です。) < 2021年仙台にて > あの日から10年が過ぎるんだって。 今日、私が住む街ではテレビも、職場の人々も口々にあの日の話をする。 東北で被災した人も、被災しなかった人も入り混じってあの日のことを考えた。 私はずっと、後ろめたかった。 被災者として扱われるのと、出て行った人として扱われるはざまで、この出来事をどう捉えれば良いのか分からず、考えることを放棄してきた

    • 夫への手紙

      この間の記念日に書いた手紙が、 今後も忘れたくないことをちゃんと書けた気がするので わたしの、夫への今の思いをインターネットの海にそっと浮かべてみたいと思います。 恋人になろうと言ってくれた日から、9年。 夫婦になろうと決めた日から、6年たちました。 本来であれば付き合って10年目の来年が区切りだけど なんとなく3という数字が好きだからか、6と9が並ぶ今年が一区切りな気がしています。 そんな区切りの今年。 3月2日を迎える上で 改めて夫婦でいる意味を考えたりしました。

      • 炊き込みご飯と、具沢山の豚汁。

        ここしばらく、何かをじっくり考えたり感じたりする時間を、わざととらずに過ごしてきた。 その方が圧倒的に楽だから。 精神的に楽をする為に、じっくり考えずとも体を動かせることを熱心にするようになった。 特に料理をすること、無心で美味しいものを作り、食べることに、とても助けられた。 その記録を書き留めておこうと思う。 目的はないけれど。 …… 外出自粛のゴールデンウィーク、 私たち夫婦はもともと家でのんびり過ごすことは苦ではない。 でも旅行を計画しようとしていた大型連休、の

        • 私がしたかった恋だった※映画の感想、ネタバレあり

          先日、夫と映画を観た。 「花束みたいな恋をした」という、坂元裕二さんがシナリオ、脚本を手がけた作品だ。 カルテットや最高の離婚で、坂元裕二さんの紡ぐ言葉、せりふが、びっくりするほど自分にすんなり入って来て好きになってしまったので、初めてのオリジナル恋愛映画、観なくてはとずっと思っていた。夫を誘ったのは、特に理由もなく、有村架純が好きらしいので、一緒にチケットをとった、それだけだったけど、結果一緒に観て良かったなぁと思った。 最初、絹(有村架純)と麦(菅田将暉)ふたりの、そ

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        被災者と非被災者のはざまでー自分の備忘録としてー

          また会いにきてくれるかな

          こんにちは。 くず餅と申します。地方都市で普通の会社員をしており、同じく普通の会社員の夫と明るく元気に仲睦まじく暮らしております。 いつもはTwitterでくだらないことばかり呟いているんですけども、今回残しておきたいことが起こったので、長めの文章を書いてみました。気持ちのままに書いてしまい、読みづらいかもしれませんが、よかったら読んでください。 --------- 夫との結婚が決まってからの、この一年半については、あまり詳しく書くこともなく、あまりにも平凡でありふれた

          また会いにきてくれるかな