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【日記】住んでいるところ、愛着湧きがち

以前にもなんとなく書いたが私は新潟出身ということもあり、緑が豊かなところに住みたいと思っている。

昨年の12月に割と緑豊かな都下から人の多さや喧騒が止まない23区内に引っ越してきたがようやく慣れてきたのか、愛着がわいてきた。

ぶっちゃけ中野区なのだが、思えば結構縁が深い土地である。


18歳の頃から20歳までバイトしていたサービス業。
そこに社員登用され、配属されたのが他でもない中野だった。

これがもう6年前で、前々職になるというのだから感慨深い。

閑話休題、当時の第一印象は「人が多くて汚い街」だった。

駅前が結構栄えていて、路地という路地に飲み屋が敷き詰まっているためそれも当然なのだが、都下からあまり出てこなかった私にはすごく不快だったことを今でも覚えている。

そんな不快感にも次第に慣れ、半年が経った頃は「とにかく飯屋が美味しい地域」と言う認識に変わっていた。

これも23区だからなのか、中野区だからなのかは、見識の足りない当時の私には区別がつかなかったのだが。

そんな美味しいご飯屋が立ち並ぶ中でも、ことラーメンにおいてはどこで食べてもハズレが無い程度にはハイレベルだと思った。

上司から「中野はラーメンの激戦区」と聞かされていたこともあり、任期である1年間が終わる頃には北口のラーメン屋はすべて制覇し終わっていた。

丁度小平市で一人暮らしを始めたタイミングでもあるので、お昼ご飯か夕飯にはラーメンを食べるのは何にも代えがたい楽しみだったのだ。


それから約5年後。今から半年ほど前、訳あって中野に引っ越してきた。

最初の内はやはり「人が多くて汚い街」という認識に戻っていたのは内緒だ。

引っ越し以前にも定期的に中野の地に降り立つことは結構あったため、街並みの変化にはなんとなく気づいていた。

しかし住んでみると当時好きだったラーメン屋がだいぶ変わっていることに気づいたりしてなんとなく寂しくなった。


そんなこともあり最初の3か月間は田舎シック気味だったが、周囲の立地を知ったこともあるせいか、特に最近では愛着の湧き方が著しい。

・サブカル特化にしたい雰囲気。
→ブロードウェイを中心にそんな雰囲気があるのだが、色々な特需を抑えているため多様性があり、息苦しくないと思う。

・栄えてるところが明確。すこしはずれたところは割と住宅街。
→中野駅前は飲み屋街が栄えており、新宿の隣はタワマンが結構立っているくらいなのだが街道沿いは道が広く、割と緑が豊かで、散歩してても気持ちが良い。

・相変わらず飯屋は美味しい。しかし入れ替わりが激しい。
→今流行っているところも1か月後には結構空いている感じ。競争率が高いからか、どこで何を食べてもレベルの高い美味しさ。(チェーンは除く)

現在では平日は家でご飯を食べる事にしているので、あんまりラーメンばっかり食べる事もしていないが、休日の外食には何を食べるか半年経った今でも悩める幸せが中野にはある。


最近の日課として休みの日以外は走るようにしているのだが、思いのほか走るのにちょうどいいスポットが多かったりするため気分転換が捗る。

この記事を書こうと思ったのも、走っている時に「汚いイメージが強かったけど、結構いいとこなんだな」と漠然と思った事がきっかけだ。

結局住めば都なんだろうけど、習慣が変わると見えてくる良さもあるようだ。

とにかくフリーダムな感じが強い街並みなので、コロナ騒動が終わった暁には、是非中野に遊びに来てはいかがだろうか。

きっと第一印象は汚い街だと思うが。











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