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夏開幕

2021年7月10日。

第103回全国高等学校野球選手権岐阜大会が開幕。

岐阜県は67校が参加し、県内6つの球場で熱戦が繰り広げられます。

昨年は岐阜県独自大会として開催され、優勝校は甲子園へ行く事は叶いませんでした。

それでも球児たちは白球を追いかけ、素晴らしい戦いを見せてくれました。

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思うところは沢山あったし、正解の分からない答えを出そうと山ほど考えた。

大人にとっての1年と、高校生にとっての1年はまったく違う。

「3年生の夏」は二度と来ない。

在校生や吹奏楽などの応援も、「来年こそ」は通用しない。

かと言って、やはり正解は分からない。

それでも、1日でも長く仲間達と戦いたいと死力を尽くし、後輩たちに想いを繋げた。

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全員が甲子園出場やプロになることを目指している訳ではないから、「やりきった」と思える場を絶やさないことだけは、大人たちの責任で果たさなければならない。

野球や運動部だけでなく、文化系の部活においても同じ。

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選手宣誓で「開催されたことに感謝の気持ちでいっぱい」と言ってくれた高校生に対して、大人は恥ずかしくない行動で示さなければ。

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