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015 完全合成ビタミンD誘導体の創成プラットフォームの提供

天然物に依存しない新しい方法でビタミンD剤の開発を必要としている製薬企業および中間体作成企業さんならびに大学などの各研究機関との協業を希望しています。
お気軽にお問合せください。
神奈川大学産学官連携課  sankangaku-web@kanagawa-u.ac.jp

(技術の特徴)
これまで、ビタミンDのCD環の化学合成が困難であったため、天然型のビタミンD2からCD環を切り出し、そこにA環や側鎖を付け替えることでビタミンD剤の創出を行ってきました。このやっかいなCD環を代替できる構造物を創成することに成功しました。これにより、天然物に依存しない、ビタミンDの完全合成が可能となり、多様な新規誘導体ライブラリーの構築が可能となりました。

特許的にも、CD環部が新規構造物のため、本方法で合成したビタミンD誘導体は、すべて新規化合物となります。
特許情報:PCT JP2021 023645

(想定用途)
骨粗しょう症、細胞増殖抑制(制癌、乾癬)、副甲状腺機能低下 症、慢性腎不全抵抗性カルシウム血症、ビタミンD抵抗性くる病・骨軟化症、免 疫賦活などです。

(シーズ動画)

(問い合わせ)
神奈川大学産学官連携課
e-mail: sankangaku-web@kanagawa-u.ac.jp