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050 活性物質を "とる", "つくる", "いじる"

【私の研究はこんな感じ】
生物活性物質化学研究室では、様々な手法を駆使した新しい天然物化学研究を行っています。すでに多くの天然有機化合物が探索、発見され、医薬品や香料を始めとした、様々な分野で今でも頻繁に用いられている有用物質が開発され、取り尽くされたかんもありますが、実は遺伝子的には、まだ発見されていない有用天然有機化合物も多く残されていると思われます。そういった生物活性を有する有用天然有機化合物を生合成遺伝子をもとに探索・発見し、また、化学合成や分子生物学的手法を用いて供給を目指します。さらに、生合成経路の解明や、活性発現の機能解明研究を展開しています。

【こんなことが困っています・こんな相手を求めています】
私はこれまでに、細菌に関する新規性の高い、独自の成果を出してきたと自負しており、いまも面白い研究テーマを持っていると考えています。しかし残念ながらそれらのテーマを実現できる実力、マンパワーが今の所、当研究室にはありません。そこで、もし私の研究テーマを共同研究により実現して頂ける方々がいればテーマを完全に提供したいです。

【私はこんなことができます・こんな協力ができます】
ものとり、化学合成、生合成、機能解明研究をこれまでしてきましたので、それらの内容の研究については協力できます。また、①細菌の形態変化を誘導する新規修飾ペプチドの発見、機能解明、②基質許容性の高い新規修飾酵素の発見、機能解明、③細菌の形態変化を誘導する未知生合成遺伝子の機能解明、④生合成酵素からの新規骨格を有する二次代謝産物の発見 などのテーマを共同研究できます。

【コメント・問い合わせ】
 
神奈川大学産官学連携推進課   sankangaku-web@kanagawa-u.ac.jp