年収350万で都内に住みミニクーパーを持つ方法

筆者の年収は非公開(笑)だが仮にこの国の平均年収以下でも東京都内でマイカーを、それもミニクーパー(輸入車・外車!)持つ方法を紹介したい。

地方と違い首都圏では車が不必要な事に加え、その維持費の高さからマイカー所有(しかも輸入車)は一部のお金持ちの特権と思われがちと思う。

筆者も上京した際に一度は車を手放したけど、数年後子供の誕生を機に悩みに悩んだ末、昔からの夢であったミニのオープンカーを購入した。

ミニのオープンカーを家族用に? というツッコミは一旦置いておいて、あれほど心配した維持費が実際は大したことなかったね となった現状について紹介したい。

もちろんそれなりの時間をかけて、足をつかって、また職権乱用も取り入れながら?得たノウハウだから有料としてみたが、この記事によって少しでもマイカー所有に前向きになってもらえたら嬉しく思う。



購入編:

「気に入った車を買う」というのが大前提だけど、選び方によってその後の維持費に大きく差がでてくる。

ミニで言えば、初代のクラシックミニは流石に現実的なものではないとして、そうなるとBMWミニとなってから1世代目(R50,R52,R53)が最も購入費用を抑えらえる。しかしこの世代特有の弱点としてCVT(オートマ)が挙げられる。これが壊れると数十万の出費になる事から、もしマニュアル車不可の方には2世代目(R56他)をお勧めしたい。

購入時に”整備記録”を見て定期点検に加えてウォーターポンプ等の交換歴・メンテナンス歴が確認できれば尚可だろう。

基本的に”実在”する中古車店などでの購入であればよっぽど運が悪くない限り外れを引く可能性は低いと思われる。販売店もトラブルはなるべく避けたいのでその車に適正と思われる価格をプロの目から判断しているのだ。逆にいうと”掘り出し物”は基本的にないと考えたほうが良い。

もう少しリスクが取れる人は、オークション代行サービスを利用してみてもいいかもしれない。

日本には業者さんのみ出入りできるカーオークションというのがあって、そこでは毎日ものすごい数の車が業者間で取引されている。そこの取引価格がいわゆる卸値・原価という事になるだろう。

本来はそこに販売利益・手数料が数十万単位でのってくるが、オークション代行サービスを利用するとオークションでの取引価格プラス数万円で落札を代行してくれる。あとは専門の陸送屋が指定の場所まで車を届けてくれるだけなので、名義変更や車庫証明等全て自分で手配しなければならない。何よりトラブルや故障があった際に仮にそれが悪質なもの(取引価格に影響を及ぼすような重大な欠陥等)であった場合、解決が見込めるか定かではない。この辺のリスクを考えると販売店の利益計上も納得のいく金額ではないかと個人的には思う。

さらに最近は個人間売買のプラットフォームも新たに出てきた。まだまだ登録されている車種は少ないのでよっぽど運がよくない限りお目当てのものと出会うのは難しいだろうが今後に期待できるサービスである。

個人間売買それ自体の可能性は非常に高く、業者間の中間マージンが省ける為安価に、しかも場合によってはより詳細に車歴が把握できる事がメリットだろう。今だったらインスタまたはフェイスブックで欲しい車の所有者に直接コンタクトするのもアリだと思う。売る方にとっても個人間売買は多大な金銭的メリットがあるからだ。


駐車場編:

車の購入が決まったら次は駐車場を確保しなければいけない。

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