見出し画像

登山中に記録を取ること

高校時代、山岳部に所属していました。

顧問の先生から、登山中は記録を残すようにとよく言われました。

休憩する度に時間や天気、パーティの状況、思ったことなどをメモ帳などに書いておくのです。

大学生になったあとも、しばらくは登山中に記録をつけるようにしていましたが、だんだん面倒くさくなり記録を取ることをやめてしまいました。

最近のスマートフォンのアプリには、GPSをオンにしておくと自動で行動記録を取ってくれるものがあります。

便利なものが出てくると、登山の休憩中やテントのなかで一生懸命にペンを動かして記録を取るのがバカらしく感じます。

しかし、今振り返ってみると、記録を取ることを続けておけば良かったなと後悔しています。

登山の記憶の残り方が、やはり自分の手で書いたほうが残りやすいですね。

私は登山中、写真はよく取ります。

ハードデイスクには、山の写真がたくさん保存されています。

自分で撮って写真を眺めると、いつどんな山に登ったかぐらいは思い出せるのですが、どういうルートで歩いたのか、楽な登山だったのか辛い登山だったのか、何を考えながら登っていたのかなど、より細かくリアルな情報はなかなか思い出せません。

過去にちゃんと記録をした登山の記憶は、今でも登山中の情景や感情を思い出すことができます。

記録を取っておけば、後にまた同じ山に登る際に大いに役立つはずです。

また、登山中に平地では考えもしないようなことを考えていたりするものです。

山で考えたこと、感じたことをなんでもメモとしておけば、

一回の登山から得られるものは格段に増えると思います。

私の場合、noteの書くネタに困らなかっただろうな汗

次回山に登るときは、きっちりメモを取ることをまた始めてみようと思います。

では、今日はここまで。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?