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人事評価

人事評価は企業にとって重要です。以前も少し書きましたが、人事評価は会社ごとに十人十色、千差万別です。

システムを利用した人事評価も増えてきていますが、これはあくまで手段の部分で本来の目的は人事評価を通して従業員が成長することです。

会社が発展していくためには会社の戦略や戦術の部分も大切ですが、最も重要なのは人だと思います。

理念で企業価値や存在意義を定義し、ミッション、ビジョン、バリューで具体的な方向性を示して会社としての価値を創造していくために人は絶対条件です。

会社が最大限の成果を上げるためには、従業員が同じ方向を向いている方が確実に推進力はあがりますし成果もあがるでしょう。

人事評価は給与を決める一つの指標ですが、人事評価を通して会社の理念や考え方を従業員に浸透させ、一人ひとりの従業員が成長していくものでなければならないと思います。そのためには人事評価をどのように実施するか、評価項目をどのように決めるかがその後の会社の成長に大きく関係してくると思います。

完全成果主義という会社もあると思いますが、私の会社は成果と従業員一人ひとりが持つ個性や特性も評価項目としています。

詳細な項目は会社によって変わってくると思います。この部分を経営者や幹部、人事で決めていくことが重要だと思います。

職種や役職によって評価項目をわけることも考えられます。その中でも会社としてベクトルを合わせる項目は全従業員が同じ評価項目であるべきだと考えます。

近ごろ、人的資本経営という言葉をよく聞きます。人件費は今までコストとして捉えられてきていましたが、これからは資本、つまり投資として考えていくということでしょうか。

人的資本経営を実践するために人事評価が大きな役割を果たさなければならないのは明確です。人事評価が形式的なものとならないようにしたいものですね。

それではまたです。

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