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ベース経過記録 #3 習いはじめて89日後「見えない違いについて」

リズム塾で習い始めてから、Youtubeのレッスン動画漁りをやめました。

今の自分に必要なのは、現状を見てアドバイスをくれるコーチだと気付いたからですね。広く万人に向けられた情報ではなく。

独学でも楽しめるのが楽器の良いところだと思っています。教則本やレッスン動画は無数にある。実際、今僕の机周りだけでも10冊以上のベース教則本が積まれています。

一方で、壁にぶち当たったら習ってみても良いと思っています。意外なところに成長の種が隠れているかもしれないから。

そこは盲点・・!

押弦時の指の動かし方を変えたらスムーズに弾けるようになる、という経験をしました。

こうやっていたのを

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こう変えました。

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教則本で見た「押弦する指と親指で挟むように」を実践してきたつもりでしたが、著者の意図とは違う動きになっていたのでしょう。感覚や身体的条件の違いかもしれないですね。

右手の使い方についても同じようなことがあり、親指の置き方を変えたら一気に弾きやすくなりました。

これまではピックアップに向けて重力方向に置いていたのを、ボディ側に引き寄せてくっつけるような置き方に変更。僕にとっては置くというより「触れる」に近い感覚です。

結果的には、喉に刺さった小骨が取れたように、スッと違和感が消えました。

僕「めっちゃ動かしやすくなりました!!」

先生「でしょ♪」

「親指はピックアップや四弦に置く」って表現を見かけます。その通りやっていたつもりなんですが、「おれの感覚だとそれは置くって言わないぜ!」というのが正直な感想です。

どの教則本にも書いてある「やりやすい方法は人それぞれ。自分に合うやり方を見つけてね!」の一文。サラッと書いてありますが、超ウルトラ重要だと思うので、もっと強調して書いても良いのでは、と思っています。

人による違いについては先生が動画で詳しく解説されています。少しでも心当たりのある方は、ぜひ見てみてほしいです。

経過記録89日後 

前回の記事では、目標テンポまであと一息というところでした。

その後、右手と左手の使い方を変えたりして、無事に目標を達成。さらにクリックを鳴らす場所を減らす練習へと進んでいきます。

正直、難しかったです。補助輪を外して自転車を漕ぎはじめたような感覚。ただ、それまで苦労したおかげ?か予想より早く合格ラインに届きました。2週間くらいだったかな。

まとめ

自分の中では感覚が大きく変わりましたが、見た目はほぼ変わっていないと思います。

そりゃ見かけのフォームだけ真似しても出来んよな、というのが腹に落ちました。吉田一郎さんのライブ映像とか死ぬほど観たけど、同じように弾けるようにならんわけです。

そもそも人によって特性も違うわけで、本や動画からその差を読み取るのは容易ではないと感じました。少なくとも自分には不可能!

「なんか違うんだよな・・」

そう感じている人は、習ってみる価値があると思っています。

いただいたサポートは写真撮影や音楽活動に関わる費用として大切に使わせて頂きます。