家計簿が続かない人向けの話

この記事の位置づけ

この記事では便利なアプリや効果的な方法よりも、そもそも、家計簿をやめてしまわないための考え方について書こうと思います。
というのも、家計簿の付け方や便利なアプリは色々と紹介されていますが、続かない人は少なくありません。実際、私の友人も家計簿を付けようとしたが続かなかったと話をしており、色々話をしているうちに、そもそも抑えておいた方が考え方があると思いこの記事を書きました。

誰向けの記事か

  • 家計簿をこれからつけてみようという人

  • これまでにチャレンジしたが挫折した人

※ 逆に以下のような方は他の記事を見られた方が良いと思います

  • 具体的なノウハウが知りたい

  • おすすめの家計簿アプリが知りたい

続かない考え方

つけ忘れた時に自己嫌悪に陥らないことかと思います。自己嫌悪と言うと大げさかもしれませんが、要は家計簿を付ける経験にネガティブな感情を持ち込んだ時点で嫌なのでやめようと思ってしまうということです。
私は家計簿をつけ始めて10年近くになりますが、最初は何回もやめそうになりました。その時の原因を今振り返ると、「何回も忘れたしもういいや」といった感情が大きいと思っています。家計簿を付けよう、便利なアプリもあるしと、やる気のある内はいいのですが、何回か付け忘れると、「簡単にできると思っていたことすらできていない状況」に嫌になり始めた記憶があります。私はこの「もういいや」に何とか対処できたことで続けられたように思います。

で、どう考えればいいの?

とは言え、事実付け忘れていたのに嫌な気分になるな、「もういいや」となるなというのも難しい話かと思います。実際難しかったです。なので、続けるためには以下のような考えで自分のご機嫌とりをするのがいいのかなと思います。

  • だめで元々と割り切る

  • 諦める

そもそも今までやってこなかったことをいきなりノーミスでやることの方が無茶だと思います。私自身最初は10回に3回くらいしか付けられていなかったと思います。ただそれでもやっていないよりはマシで、何回かやっている内に何円くらい使っているかはなんとなく分かってきます。家計簿を付ける目的は人それぞれですが、多くの場合、何にいくら使っているかを管理したいといった理由かと思います。であれば最初から10回に10回付けられている必要はなく、10回に1回しか付けられていなくても何ヶ月も続けられれば支出の一端は把握できるかと思います。
「諦める」についてです。家計簿(というか習慣化)においてまずいのは続かないことより、その行動にネガティブな印象を持つことだと思っています。最近気分が乗らないし、付けるの面倒だし…となった場合は一旦やめるのも手かなと思います。一度やめてしまっても、数カ月後、数年後にふとまたやってみるかと思えるならいいですが、「どうせだめだしやめとこ」と思ってしまう方が良くないと思います。

最後に

考え方の話ばかりでしたが、最後に家計簿のおすすめの付け方をさらっと書いときます。個人的にはスマホにアプリを入れて、お金を出してすぐ、飲食店であれば注文後の待ち時間、人との待ち時間があるならその時間で入力してしまうのがおすすめです。少なくとも私は家でやろうとか絶対に無理です(笑)
あとは、細かく付けないことです。私はスーパーでの買い物は合計額しか入力しません。私は面倒くさがりなので、全て付けていると1日でギブアップする自信があります(笑)

この記事では家計簿を付ける上で挫折しないための考え方について自分の思うところを書きました。自分自身の体験をもとにしているのでどこまで参考になるか分かりませんが、役にたてば幸いです。

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