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DMR(臨床検査薬のMR)からITコンサルへ転職したキッカケ

未経験の僕がコンサルになったキッカケ。

臨床検査薬の営業職DMRからITを中心とした東証上場のコンサルティングファームへ転職をすることが出来ました。

人と会うことの大切さ。素直になることの重要性。
そんなことを自身のエピソードを交えて書いていきます。

人生の大半を占める仕事については悩んでいました。

ベンチャー企業に勤めて以来、医療業界で仕事をしてきました。
今は8,000人ほどの大企業と呼んでも良い規模のグローバルな臨床検査のメーカーでDMR(臨床検査薬情報担当者)として仕事をしています。
医療機関に勤める方々と一緒に仕事をしていくことは有意義ですし、流通をしてくださっている卸会社の方々との交流は楽しい日々です。
一方で仕事に慣れてくると、「こういうケースはこういう対応をすれば良いな。」と感覚として作業的になってきてしまい達成感や充実感がなくなってきていました。
また、自身のスキルアップという面でも伸びている気もせず、また気持ちの上で顧客に対しても真摯に向き合えていないのではないかと思うようになりました。

同郷の先輩Mさんとのランチ

数年に一度、ふと思い出したように会いたくなる同郷出身の先輩Mさん。
会いたくなる時は、いつも人生に閉塞感を感じたとき。
なんか不思議と顔が浮かび、気づいたらメッセージをしています。
そんなMさんのアドバイスがキッカケでコンサルになることにしました。

もともとはMさんの妹さんと友人で、お兄さんが東京にいると聞いてお会いしたことが縁で今も時折お会いさせて頂いています。
Mさんは製薬会社に勤務した後に外資系コンサルで仕事をされ、今は独立されて社外役員など要職をされています。

本当に朗らかな人柄の方で、歳は5歳上なのですが子供のことや仕事のことなど何でも気軽にかつ気さくに話せて素敵な方です。

今年の5月頃に連絡をさせて頂いた時もすぐにランチに誘って下さり、食事を一緒にさせていただきました。
「ベンチャー時代の仕事は○○だった」「こんなことに興味がある」「Mさんの役員されている会社○○じゃないですか」などいろんな話をしていたところ、
突然に「コンサルに行くか、ベンチャーで働いたらいいんじゃない?」と気軽な感じでアドバイスをいただきました。
あまりにも軽い感じで話すので上手くリアクションが取れないくらいでしたが、僕の話している内容をいつの間にか整理して下さっていて、ド直球なアドバイスをして頂けたと思います。

帰り道に色んな想いが頭の中を駆け巡るのですが、その中でも転職へのアクションを後押ししたのが、”同じ仕事を続ける”ということを重く考え過ぎてないか?ということでした。
そして、アグレッシブに仕事をする気質がありながらも、職務にばっかり目が向きキャリアについては全然考えていなかったことに気づきました。

キャリアを見直すチャンスを得た自身のスタンス。

まずは何より昔から自身のことを知って下さっているMさんが引き続きお付き合い下さっていることが感謝しかなく何より有難いことなのですが、
それに加えてキャリアを見直すチャンスを得た自身のスタンスとして、
・気心を許せる人には素直に。
・試験や面接ではないので、一貫性とか難しいことは抜きにして自身の中にある思いを口に出してみる。
ということが振り返ると大事だったのではないかと思います。

日頃、仕事をしていると各々の立場や状況に応じた言葉や考え方をしがちです。一方で、本当の思いというのはリラックスした我に返れるタイミングでしか話すことが出来ないのではないでしょうか。
もし、キャリアに悩んでいる人がいれば、身近な先輩などリラックスできる環境で自由に思いを口にしてみるのはおすすめです。

外に出て人に会い、思いを口にする。

シンプルですが、これは大事です。



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