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夫婦で海外移住 in NZ 住まいを探す

こんにちは。
最近おうちを引っ越しました。今回初めて不動産経由でおうちを借りたのでその経緯も含めて、おうちの探し方について書いてみようと思います。

NZでの家の住み方

日本では、家に住むと言ったら自分で不動産と契約をして家を借りて住むのが一般的ですが、ニュージーランドや海外では家をシェアして住むことが少なくなく、私たち夫婦もシェアハウスのような形の家に住んでいます。日本と同じように、自分たちのみで部屋を借りて暮らすことももちろん可能ですが、NZは基本的に家賃が高いので私たちは今のところシェアフラットにしか住んでいません。

部屋を探す

部屋を探す方法はいろいろありますが、私が使ったのは主にこの3つの方法でした。

1. trade me(トレードミー)

trade meはだれでも利用できる掲示板サイトのようなものです。住居のほかにも仕事を探したり物を売ったり買ったりすることもできます。Property(不動産)のセクションでは、いくつか項目が分かれていますがシェアハウスの部屋を探す場合はFlatmatesを選択して、場所や家賃などの条件を入力すると条件にあった物件を探すことができます。

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全て英語なので、抵抗があるかもしれませんがワーホリなどで英語環境の生活がしたいという方にはお勧めです。はじめのやりとりも家を見に行くインスペクションを決めるやり取りくらいなので、チャレンジすれば割と簡単に済んでしまうと思います。カップルで部屋を探す場合は条件に”couple availble"の項目にチェックをつけて探した方が探しやすいです。というのもいい部屋があってもカップルお断りの家が意外にありました。そして、カップルで借りる場合は家賃の金額が少し上がることもあるので家の詳細を要チェックです。

2.NZdaisuki

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nzdaisukiは日本人向けのNZ情報掲示板サイトです。全て日本語なので家探しもかなり簡単にできます。もちろん日本人向けサイトなのでここに載っている部屋の募集はほぼ日本人の方が投稿しています。なので一緒に住む人も日本人が多い環境になると思います。初めて海外にきて不安な人はまずここで探して住んでみるのも安心かもしれません。まれに韓国や中国の方などアジア系の方も投稿しています。日本人はまじめできれい好きなイメージが強いので日本人を好むハウスオーナーも結構います。ここのサイトで探す物件は日本のように家の中で靴を脱いで過ごせる確率が高いです。ただ英語を話す機会は減るかも。。

3.Face book

Face bookのマーケットプレイスで部屋を探すこともできます。”properties for rent"の項目を見るとたくさんの募集が投稿されています。意外にいいなと思う部屋も多いので探してみる価値アリです。


今回私はTrade meで今の部屋を見つけました。投稿をみると、家の所有者(ハウスオーナー)が個人で募集を投稿している場合と、不動産が管理物件のような形で投稿している場合もあります。もし、ハウスオーナーの個人募集の部屋の場合はハウスオーナーにまずメッセージを送り、家を見に行くInspectionの約束をして家を見に行き、住むかどうかを決めるだけなので割と簡単に決められます。審査も何もいりません。ただしボンドと言って敷金のようなお金を払う必要はあります。通常は何もなければ退去時に返してもらえます。

!注意すること!
オーストラリアでのワーホリでも上記の形の家を借りて住みましたが、注意することはただ一つ。お金に関する話はしっかり確認する+何かに残す
オーストラリア時代から今まで何件か家に住んでみましたが、なぜかいつも何かと揉めました。個人オーナーの場合は契約書も何も交わしません。すべて口頭になるので、悪い人に当たるとあちらのいいように言い分を変えられたりします。多分部屋の収入を生活のあてにしている部分があるので。特に退去の時は、週払いしていた家賃を日払いにして調整しますが、私たちは半分の確率で揉めてます。(笑)だから、そういうやり取りは絶対にメッセージで一日何ドル×何日でいいよね?って証拠残しておくのをお勧めします。ボンドをはじめに払う際も、何ドル払ったよーと一言送っておくといいと思います。

今回私は不動産の所有物件だったので、そのようなリスクは低いものの、いろいろと個人のオーナーの部屋を借りるより大変でした。今回の部屋は、部屋にバストイレがついているベッドルームが6部屋のお家で、キッチンリビングは共有という形でした。この形の物件、すごくよく見かけます。このタイプの物件はカップルOKの場合が多いです。自分たちでアパートを一部屋借りるわけではないので、申し込みも割と気軽にできるのかなと思いましたが、いざやってみるとかなりしっかりしたステップを踏んでの入居になりました。

部屋を見に行く

まずTrade meのサイトから投稿していた不動産にメッセージを送りました。
こんな感じ

"Hi there,
My name is Kumi from Japan.
My husband and I are looking for a couple room.
I am full-time worker and my husband is a student.
Is the room still available now?"

英語が間違っていたとしても気にしない。とりあえず通じればいいんです。

すると、viewing(内見)の予約をしてほしいと返事がきたので、案内されたリンクから不動産のサイトへ飛び内見の予約をしました。予約は自分で日にちを決められるわけではなく、候補の中から選ぶ形でした。無事予約をして当日、予約した日時に見に行くお家に行くと、不動産の方が待っていて家を案内してくれました。ここで、自分の聞いておきたかったことを質問して条件を確認していきます。私はボンドとレントの支払い方(週払いかや銀行引き落としか)、ハウスルール―(洗剤とか誰が買うの?ゴミ出しは?掃除は?)、共有エリアのシェアの仕方と現時点でどんな人たちが住んでいるかについて聞きました。が、担当の方がたまたま悪かったのか物件の現状を把握していないようでほとんどの質問の回答が適当でした。一番聞きたかったどんな人が住んでいるかについては、ごめん分からないとだけ。(笑)まあ、そんなものなのかもしれない。安い物件だったし。

実際に見てチェックしたことは、
部屋:第一印象がきれいか、バスルームのトイレ、シャワーは綺麗で窓がついているかor換気扇があるか、ベッドの大きさ、収納スペース、日当たり
共有エリア:キッチンがきれいに使われているか(多少汚いのはしょうがなくても個人の物が散乱していないか)リビングスペースはいい感じか、風通しや日当たりが良さそうか
日当たりに関しては、悪いところに当たると本当に最悪なのでかなり気にしました。NZは太陽の光が強いので太陽が出ているときは暖かいですが日陰に行くととても寒かったりします。なので部屋も太陽の光が一切入らないと冬とかかなりつらいです。あとジメジメします。そして暖房を使う場合は追加料金を払えというところが多いです。

内見のあとは、気に入ったらApplication formから申し込みをしてね。と言われ解散しました。結構あっさり終わってしまいましたが見た感じはまあいい感じで、家賃も今の家と変わらないので引っ越してみるか―ということで申込を決めました。というのも、当時住んでいた前の家は正直不満だらけでとにかくもう早く出たかったのと、夫のテスト期間がもうじき始まるのでその前に引っ越したいというのがあったため、決めるなら今だと見に行った家が今の家でした。

申込をする

さっそく申込をすることにしました。不動産のサイトへ行き物件を選び申込ボタンをクリック☆
なんだかたくさんの項目を入力しないといけなさそう。不動産の人すぐに終わるって言ってたのに。
入力した項目は、
自分の詳細、身分証明、平均の収入、現時点の住居の詳細(ハウスオーナーの簡単な情報も)、なぜ引っ越しをするのか、など時間はかかりますが内容としては簡単なものでした。今回が家賃を払うのが働いている私になるので、私メインの形で申込をしましたが、同居者の詳細もやはり必要らしく、旦那さんの情報を入力すると旦那さんのメールあてに同じ内容のアプリケーションフォームが送られてきました。なので、カップルや夫婦で申し込む場合は一人づつ同じフォームを記入する必要があるようです。もちろん、不動産会社によって違う場合もあると思います。
そしてその次に入力するReferenceが少し大変でした。

Referenceって?
その人がどんな人かを把握するために情報提供をしてもらうための人物です。仕事探しの際にも、転職する際は前の職場の人に自分がどんな人物かを転職先に証言してもらったりすることがあります。

今回、私たちの申込には、私と旦那さんに対して各3人ずづRefferenceの人物が必要でした。

え、そんな知り合いいませんけど。

さんざん考えた結果、
私は、職場のマネージャー、同僚、NZに来るときにお世話になったエージェント
旦那さんは、NZの唯一の知人、今のハウスオーナー、NZに来るときにお世話になったエージェント

一人かぶってるけど、まあどうせわざわざ連絡とって聞いたりしないでしょなんて思いながら、残りの項目を入力して提出が完了しました。

数日後、職場のマネージャーから「不動産から連絡あったよー」と言われて少しびっくり。本当に連絡あったんだ、と。正直いろいろ適当に感じるNZですが、お家を借りるときは事情が違うのか、私たちの場合はReferenceになってくれた人のうち、2人だけに連絡が来たようでした。
Referenceになってくれる人に関しては、友達や知り合いよりも職場の人や、現時点の家のオーナーなど少し関係性として距離がある人を不動産は好んで連絡を取っているようでした。友達や家族だと口裏合わせすることもありえるからなのかなと思います。なのでReferenceになってくれる人を探すときは、そういう面も考えていろいろな関係性の人にお願いするといいかも。そして、なってもらう際は当然ですが、必ず一言お願いして了承を得ましょう。

無事私たちの情報もゲットしたのか、不動産から申し込みが通ったとの連絡がありました。そして、入居日の確認、ボンドと入居する週の家賃の支払いをすませたら完了と言われ一安心。これでようやく引っ越せる\(^o^)/

入居当日

入居前日に不動産から、当日オフィスに鍵を取りに来てほしいと連絡が。”えー入居する物件で鍵もらえないの。。?”と思いましたが、入居する家からオフィスが近かったので、しぶしぶ当日取りに行きました。
あとから職場の同僚に聞いたら、普通お家の前で渡すよ!と言われたので、担当者がLazyだったのかも。。。
オフィスにたどり着くと、入り口が分からない。どうにか受付にたどり着き、「鍵を取りに来たんだけど。」と伝えたら、その受付は本社オフィスの受付だったらしく、「もう一つ奥にあるのが不動産のオフィスよ。」と教えてもらい進みました。進んでいくと誰もいなーい。目の前にあるベルをチン!と鳴らすと、「どうしたのー?」とスタッフが来てくれました。再度、鍵をとりにきたと説明されると、「あー!住所どこだっけ?」と聞かれたので、伝えると「ちょっと待ってて―」と消えていきました。
すぐ来るかなーと待つけどなかなか戻って来てくれない。やっと戻ってきた!と思ったら、「ごめん!ちょっと長くなるかも!」って。
”えーこの時間に来いっていったのそっちやん!もうだいぶ待ってますけど”と少し思いましたが、どうやら私の担当をしていたスタッフが欠勤なのかいないようで、さらに私の入居の準備をしていなかったようで、その上司が超慌てていろいろやってるのが隙間で見えた。(笑)
ようやく、来てくれて「ごめーん資料がみつからなくて」と言って、もうめちゃ早いスピードでいろいろ説明してくれた。だから、早すぎてところどころ何言ってるか分かりませんでした\(^o^)/
とりあえず、鍵はもらえてもうこのまま部屋へ入居していいのかを確認して、あとからなんかレポートが送られてくるのだけは聞こえたので鍵と資料を受け取ってお家へ向かいました。

さあ、引っ越し

鍵を手に入れてようやく引っ越し!掃除をして、荷物を運び、一日でなんとか終わらせることができました👏
そして後日、オフィスで聞いていたレポートがメールで届きました。そのレポートは”Condition report"といって入居前の状態を記してあるものでした。そこには、前の住人が退去した時点にあった汚れや傷の詳細が記載されています。そして、入居してレポートに書いてあること以外にも何か気になる点があったら教えてとのことだったので、いろいろとチェック☆
初めてこんな形で部屋を借りたので、念のため細かいかなと思う部分でも気になったからと言って報告しておきました。そして写真も撮っておきました。こうすれば、退去時に自分たちが付けていない傷の修理を請求されるリスクも低くなります。それが終わってようやく本当に完了!

そんな感じで無事に新しいお家への引っ越しは完了しました☆


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