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単発の小説

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2020年10月の記事一覧

『天気雨』

 橙色の光が木々の隙間から差し込む。  俺は通勤路である人気(ひとけ)のない山道を歩いて…

『驚きの事実』

「実は俺、地球人じゃないんだ」 「宇宙人ってこと?」 「今まで黙っていてごめん」 「知って…

『だるまさんがころんだ』

 ノスタルジーという感情がある。  『なんだか懐かしい』という感覚のことだ。  よく耳にす…