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パン修行 day2

昨日もらった名簿を見ると、パン関連企業社員の方が研修(業務)として来ているケースが多い様。この研究所自体、名立たるパン関連企業が会員に名を連ねています。確かに昨日の座学時も休憩時間になると仕事と思われる電話をしている人が多かったような。

このコースを見つけた時には既に開催が迫っており、検討する時間があまり無く、とは言えと思い色々検索してみたのですが、口コミなどはほとんど見つからず…そういう参加者が多いのも理由の一つにありそうです。結局エイヤで申し込んでしまいました。


今日から実習、作るのはロールパンと菓子パン。

レシピ通りに作れば「それなり」に出来上がると思ってはいつつ、パンに限らずすべての料理において、食材や作る環境やそれぞれ。やはりレシピは最大公約数。特にパン生地においては思っていた以上に状態を見極めていく事が大事であるという事を学びました。

しかしそれは経験がモノを言うという…難しいですね。

普通の料理教室やパン教室だと、こうすれば良い、こうすれば上手く成形出来て、最終的には美しく出来上がって、試食したら美味しくて良かった良かった!となると思うのですがここはパン技術研究所


ここまで捏ねればグルテンが作られてきていて、生地の状態はこうなる。こうなると気泡は増えているのでこうなる。こう成形すると気泡膜が多くなるからこうなる。グルテンが絡み合うのでこうなる。とするとクラムの色味はこうなるなる。表面積の多いパンの香りと歯ざわりは少ないパンに比べてこうなる…だからこのカタチは必然なのである、でもこうじゃないカタチを生かす場合は生地作りの段階で~~~~~~と正直素人にはほぼ違いの分からない事も多かったりするけれど、ただレシピを覚えるという事よりも考え方を学ぶというのは何事においても今後の汎用性が高いはずだし、単純にはい、美味しく出来ました~!と言われるよりとても面白い!

「技術研究所」とは看板に偽りなし。

素人が来るところじゃなかったかもしれない、と思いつつ明日も楽しみです。


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