珈琲好きへのプレゼントに良し！幻のコーヒー豆、コピルアク。ブラックアイボリー。

こんにちは。オンラインでコーヒー豆を販売しているクー珈琲のかばです。
今回は「コピルアク」について、ご紹介します。

幻のコーヒーと言われたら、コピルアク(コピ・ルアック,Kopi Luwak)が一番最初に思い浮かぶ人も多いでしょう。
コピルアクは、品種の名前ではなく、ジャコウネコの糞から作られるコーヒーです。

野性のジャコウネコが完熟したコーヒーの実(コーヒーチェリー)を食べて、消化されないまま排出されたコーヒーの種を、糞から取り出して精製していきます。
ジャコウネコの体内で酵素が作用し、特有の芳香を持ったコーヒーとなることが知られています。

見た目は普通の浅煎り珈琲

そのような背景から、生産量が非常に少なく、非常に高値で取引されます。だいたい、通常のコーヒーの10倍くらいのお値段です。

コピルアクを飲んだ感想は、香りが華やかな美味しいコーヒー、です。笑
正直、コピルアクらしさがどこにあるかはわかりませんでした。ただただ美味しいコーヒーという感じで、いい意味で味に癖はありませんでした。
目隠ししたら当てられないと思います。笑

ただ、コピルアクを飲めるという感動、嬉しさはやっぱり大きいです。コーヒーが好きな人なら一度は飲みたい、いや何回でも飲みたい銘柄ですね。
自分用に購入するのは気が引けてもプレゼントで貰えたら嬉しい豆です。

コピルアック コピルアク ジャコウネココーヒー 高級コーヒーギフト 70g 自家焙煎珈琲 豆のまま

もちろん日本でも買えますし、インドネシアやマレーシアに旅行に行った時のお土産として買うのも良いですね。

ちなみに、コピルアクは生産量が少ないため、粗悪品が多く出回っています。
檻の中にジャコウネコを入れて、無理やりコーヒー豆を与えて生産させたり、コピルアクと他のコーヒー豆をブレンドして、その比率を極端に小さくしたり。

少なくとも、価格が安すぎるコピルアクは粗悪品である可能性が高いです。正規の生産方法だと、価格が高くないと成り立ちません。
コピルアクを購入するときはなるべく、情報の開示が多い生産者から購入することがオススメです。完璧を求めるのであれば、現地に行くしかありませんが、少なくとも情報開示の多い生産者は正しい方法で作っていることが多いです。

糞からコーヒーを作るなんて、とんでもない考えだと思いますが、タイにはブラックアイボリーというゾウの糞から作るコーヒーもあります。
コピルアクと同等以上に高価なコーヒーです。コピルアクは飲んだことある人でもブラックアイボリーを飲んだことがある人は非常に少ないでしょう。

タイ発　テレビでも　「ゾウが作る最高級のコーヒー」　粉末 コーヒー豆35g ブラック・アイボリー（Black Ivory）海外直送品

ブラックアイボリーはゾウにエサとしてコーヒー豆を与えます。そのため、ジャコウネコのコピルアクのように完熟したコーヒーだけを食べているから美味しいという理論ではありません。
一方で、ゾウはコーヒー豆以外にもバナナやハーブなども同時に食べます。それらがゾウの体内で一緒に分解、発酵されていくことによってコーヒー豆が美味しくなるという仕組みです。

ちなみに、ゾウがコーヒー豆を食べると種を噛み砕いてしまうことが多く、糞に潰れていないコーヒー豆がある可能性は低く、生産が難しいです。
人の食への探究心は深いですね。

以上、「コピルアク(とブラックアイボリー)」についてでした。コーヒーが好きな人へのプレゼントにオススメなので、ぜひ検討してみてください。