「達磨林檎」が出たならば

「ゲスの極み乙女。」のコンサートに、一度だけ行ったことがある。

あれは昨年の夏。「この人たちこれから売れまくってチケット取れなくなりそうだな」と思い、行くことにした。

今思えば、まだ例の事件が起きる前で、一番いい時期に見られて良かったと心底思う。

あの後、紅白に出てNHKで「親子で楽しめるバンド」として紹介までされていた(あの映像に映っていた親子はその後どうしたのだろう)。

今年になってからは週刊誌及びワイドショーの報道する通りだ。
活動自粛はやむを得ないとも言えるだろう。けれど、曲が出ないのは正直もったいない。

彼らの作品は「21世紀に残したい曲」には選ばれないかもしれないが、確実に今の気分を上手く捉えた歌である。
また、作詞作曲が優れているだけではなく、他の3人の技術が本当に大きいバンドのように感じる。

せっかくの「達磨林檎」が腐らないようにしてもらいたいのだが……

いっそ、宣伝とかラジオテレビとか一切なしで、完全受注生産で発売してはどうだろう？(違法配信されそうだけど)

そして印税を4で割って、ボーカルの分だけ本人の了解を得て損害の補填に回して……とできたら3人が浮かばれそうであるが。

どんな歌だったのか、達磨林檎。
奇しくも別のりんごが流行ったけれど。

ペンパイナッポーアッポーペン。