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にっぽんの夏を甘くみないこと、大事。

忘れもしない6月30日。いや、事は深夜に進行したから厳密に言えば7月1日。

平成最後の夏の異変は、静かに、しかし激しく始まった。

……初めに断っておこう。これはラブストーリーでも何でもない。ある1人の阿呆が、熱にあたったひと夏の記録である。

ただ、ありふれた休日を過ごしていたはずだった。
6月30日に、cakes noteフェスを始め各方面に外出し、ちょうど夏越の祓だったので興味本位で茅の輪くぐりを行い、夜に帰った。
そして普通にごはんを食べ、0時過ぎまで録画した番組を見ていた。

そこで突然、喉がざらざらする異変。
おかしいな、と思ったときには遅かった。

熱い、眠れない、気持ち悪いのエンドレスワルツ。

そのまま7月1日は寝て過ごしたが、全く良くならなかった。
翌日近所の病院へ行くと、熱あたりということで「点滴打っときますか」と軽く言われた。

実は点滴は初めてなので、どきどきした。遂に私もデビュー、と浅はかにも思った。

ぽたぽたと黄色い液体が管を通って流れていく。
本当に体内に入ってるのかな、と訝しむくらいスピードが遅い。永遠に減らなかったりして。

しかし終わる頃には、袋の中身がほとんどなくなっていた。無事に電解質とビタミンが取り込まれたのだ。よっしゃ! と思った。しかし。

「うーん……」少しすっきりしたが、根本の熱さと気持ち悪さが取れない。

7月3日に無理をして仕事にも行ってみたが、午後には早退する羽目に。そのまま別の病院に行ったが、こちらでは点滴もせず、薬だけもらって終了。

どうやら自分で治すしかないらしい、と悟った。

それからは、調べたり自己流でいろいろ試したりして、なんとか日常生活を送れるまでにはなった。しかし1か月経った今でも、100パーセントの回復にはまだ遠いので、なかなか辛いものがある。

とにかく伝えたいのは、炎天下のスポーツやアウトドア活動をしていなくても、熱あたりになるということ。そして、まだ元気な人は油断しないでほしいこと。本当にダウンするとキツいから!!

最後に、熱さ対策の7則をここに記して終わりたい。

1.クーラーは(なるべく)惜しみなく使うこと


2.水分と塩分は両方取ること(塩分多めのスポーツドリンクとか)


3.帽子は必ずかぶること(髪のふんわり感が消えても!)


4.できれば日傘もさすこと


5.寝不足の日や疲れている日の翌日は、無茶をしないこと


6.辛くなったら塩飴をなめること(最近品薄で困ってる)


7.自分は健康だから大丈夫と過信しないこと




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