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駆け抜けた3年半

こんにちは、4回生の人見です。今月末からのリーグ戦が終わったら私たち4回生は引退なので、今回が私にとって最後の投稿になります。
「これまでのテニス人生を振り返って」というお題をもらったので、早速書いていこうと思います。

高校時代


私は、テニスを高校時代、いや厳密には中3の冬に始めました。(中高一貫で高校受験がなかったので、体験入部をさせてもらっていました)
中学の頃は卓球をやっていて、同じラケット競技というのもあってか、割と初期の上達は早かったように思います。
学年が上がるにつれて、受験勉強との両立などで悩むことはありましたが、純粋にテニスが楽しくて部活が大好きだったなと思います。

大学1~3回生の頃


大学入学当初、恥ずかしいですが、私には「明確にこれが勉強したい」という高い志はありませんでした。とりあえず高校時代好きだったテニスをまたやりたいな、と思ってサークルも多少考えましたが、七帝戦への憧れなどがあって結局部活に入りました。
1回生の頃は、部活の仕事や大学生活に慣れるのに精一杯でした。ですが久しぶりに思いっきりテニスが出来たことが嬉しかったのを覚えています。東大戦や七帝戦などでたくさん遠征して、でも試合では全然勝てなくて、悔しいというか、大学テニスのレベルの高さを思い知らされたという感じでした。
2回生になった頃、コロナウイルスが蔓延しだして、部活が出来なくなりました。最初の頃は、2,3ヶ月くらいしたらまた部活が再開されるのかな、と思っていました。しかし、再び部活が出来るようになったのは2020年10月のことでした。
2回生の後半から3回生の前半にかけては、部活はあるけど試合がなくて、その間もモチベーションをずっと高く維持出来ていたかというと、自信をもってそうだとは言えなかったなと思います。
3回生の後半になると、九大戦や名大戦、阪大戦といった定期対抗戦が久しぶりに開催されました。大学の勉強も忙しくて部活との両立が大変でしたが、久しぶりに遠征・対抗戦が出来たのは本当に嬉しかったし、もっと頑張ろうと思えました。

4回生になってから

4回生の5月、京大テニス部にとってもっとも重要な大会の一つである東大戦が3年振りに開催されました。代替わりもこのタイミングです。また4回生は東大戦で引退することも出来るので、同期の半分弱は東大戦で引退しました。もう引退しようか、とも少し考えましたが、3年間開催されていなかった七帝戦とリーグ戦が、今年こそは開催されそう、出たい!という思いが強かったため、院試や研究室など、不安事項はありましたが残ることにしました。

東大戦も七帝戦も、正直満足のいく結果ではありませんでした。久しぶりに伝統のある試合が開催されたこと、1回生の時に仲良くなった東大女子や高校テニス部の後輩達と再会できたのは嬉しかったですが。

これまでを振り返って

大学で3年半テニスをして、サーブもストロークもフォームが汚かった高校の頃に比べたら、練習環境や指導者に恵まれて、遙かに上達したなと感じています。ですが、これまでの多くの対抗戦や個人戦で目標としていた結果を残せなかったのも事実で、もっと頑張れたなという思いも正直あります。大学の部活は本当にレベルが高くて、高校始めの人が大学で勝っていくためには並々ならぬ努力が必要だと感じます。

このままテニスを続けていいのだろうかなど、色々迷うこともありましたが、まだまだ幼かった高1の頃から、大学4回生の今まで、自分も、世界もかなり変わったけれど、テニスが好きで続けられているというのは幸せなことだと思います。一種のアイデンティティと言えるかもしれません。

最後に

テニスを通して色々な人と関われたこともすごく幸せなことでした。長時間一緒に過ごして色々な刺激をもらった京大のテニス部の同期や先輩後輩、監督はもちろん、定期対抗戦などで関わった人たち、テニスの楽しさを教えてくれた高校時代の先生やチームメート、部活を続けさせてくれた両親など、本当に色々な人にお世話になったなと思います。最後のリーグ戦は、お世話になった人たちに恩返しをするつもりで、臨みたいと思います。
最後に、今の女子部は私が入部した頃に比べるとかなり強くなっていて、私たちの引退後もきっとさらに強くなります。これからも女子部の応援をよろしくお願いします!

次回のお題は、「部活生活での思い出」でお願いします。


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