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シングルフォーカスの日常

こんにちは、くつばこ+のみうです。
先日セルフアドボカシーのnoteを出した際に、うたのTwitter速報で、「うたにとってのセルフアドボカシーはみうがnoteを書くように催促すること」だと書かれていて爆笑しました。今はnoteのやる気がすごく上がっているので、年内最後まで突っ走りたいと思います!

最近は食べることに関する分析がマイブームでした。
その時に挙げたみうの特性「シングルフォーカス」について実際にどのようなことが起こるのかについて当事者の目線から書いて行こうと思います。

シングルフォーカスの話が初めて出てきたのはこちら

簡単に言えばマルチタスクが苦手ということです。

☆メモを取れない

日常生活における1番の困難は、「聞きながら書けない」ということです。つまり、授業中にメモを取ることがほぼ不可能になることです。正確にいうと、「書いている最中に言われた情報を全く聞き取れていない」というイメージです。

高校の頃は視覚障害のこともあり、板書は撮影したりノートを友達に見せてもらったりしていたのであまり困難は感じませんでした。また、高校までの授業は板書が元になっていて、たまに小話を話す程度の先生が多かったので、授業中に板書を写すことを諦めていたみうは、先生が板書をしている間にメモを取ることができたんです。

しかし、大学では教授のしゃべりで授業が進んでいくことも多いです。
また、スライドを使いながら授業を行う先生の場合、先生が板書をする時間がありません。つまり、人によってはずっと喋りっぱなしになります。書いている最中に話されている内容が重要かどうかはわからないので、基本的にメモを取る体制に入れません。

そして、みうはADHDの特性により短期記憶が壊滅的に弱いです。少し前に話されたことを覚えておいて、後でメモを取るということもできないので、リアルタイムの大学の講義はかなり大変になります。

☆内職できない…

するなという話ではあるんですけど、必修で内職しながら聞けたらいいなと思う授業がいくつかあるんです()。
高校の頃は、単位だけ取れればいいと捨てた授業は、教科書だけで勉強してテストに臨んだ科目もありましたね…。最前列中央で堂々と内職していたのは今考えると申し訳ないですが、そこまで割り切らないと内職ができないんです。
大学の必修は流石に全く聞かないわけにはいかないので、形だけ真面目な人間が出来上がりました。きちんと聞きたいと思ってという崇高な理由ではなく、0か100の選択肢しかないため必然的に100%聞かなければならない状況になっているだけなのですが。
まあ、そもそも普通に聞きたい授業のメモですら取れないって悩んでるんだから、内職なんかできるわけがないんですけどね。

☆テレビをほとんど見ない


冒頭、マルチタスクが苦手だと言うことをお伝えしました。
私がテレビをつけてしまうと、何も物事が進まないことと同値となってしまうんです。
よく朝はニュース番組をつけながら、帰宅後はバラエティを見ながら。このように、朝の準備・家族での団欒・お食事中のような時に、テレビをつけるお宅もあると聞きます。
みうの実家では食事中にテレビは禁止というご当地(?)ルールがありますし、家族もあまりテレビを見るタイプではないのでそんなに困りませんでした。一人暮らしでもテレビをつけなければいいので、もちろん困ることはありません。でも、洗濯物畳みながらとか洗い物しながらとか、作業中にニュース情報を仕入れられる人は羨ましいなって思います。
今の家では、テレビを座ってじっくり見る、という習慣もないのでテレビが完全な置物になってしまいました笑

☆最後に

今日は、シングルフォーカスという私の一側面についてご紹介してきました。
事実確認が不要な日記系noteは書く労力は少ないですが、特性ゆえの得意なことや工夫ではなく、苦手なことだけを紹介するというのはまた違った意味で心労がありますね。
みうが自分の発達障害について紹介することを逃げすぎているために全然出ていませんが、実は今日出てきたシングルフォーカスの他にも過集中や感覚過敏など色々な特性があります。
せんなどは真っ先に間欠性外斜視や難聴について分析していましたが、私は私のペースで、できる範囲でご紹介していこうと思います。

明日からは「視覚障害のひとりでできるもん!」シリーズとして三本出します!1人でできる工夫や珍道中をご紹介するのでよかったら読んでみてくださいね。
それではまた!


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