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情報保障は手話だけじゃないんです

成人式はすべて、動画を流すだけという感じでした。この動画、おしい!って感じだったんですよね。
こんにちは、くつばこ+のうたです。例年の成人式というものがわからないのですが、規模を縮小しての成人式になってたらしいです。人数を2回に分けて半分にしたらしいですが、すごい人でした。いくら会場の前で集まるな、と言っても聞くはずがないですよね。。。

☆コロナ禍の成人式は動画主体

コロナ禍ということもあり、感染リスクを最低限高めないように、と準備していたみたいでした。ということで、市長の話など、基本的にはすべて動画主体になっていました。逆に壇上で喋ることはほとんどなかったので、壇上に手話通訳士さんはいましたが、必要なのか?という感じがとてもしました。一応、司会みたいな人はいたので、完全に必要ないわけではないんですけど。とはいえ、動画を見せているときは手話通訳しないので、意味があるのかは微妙です。

☆字幕はあるけど…

動画自体には字幕があるので、日本語が理解できれば問題ない感じでした。しかし、それ以外の配慮という面において、情報保障ができていたかというと、微妙です。例えば、聴覚障害の人の中には日本語がわからない人も一定数います。もちろん、今年成人する年代にはほとんどいないので、会場にいるかと言われると怪しいですけど。だからこそ、字幕だけでなく手話通訳士さんが必要なのです。

☆情報保障は聞こえにくい人のためだけではない

日本語字幕が理解できない人はほとんどいないと思いますが、目の見えにくい人はいるはずです。プログラムの中で、成人式の実行委員会がドラマを作成して、会場で流していたのですが、解説放送がまったくなかったのです。もっというと、解説放送なんてつけなくてもわかるようなドラマに仕立てていればいいんです。でも、画面上に文字を出すことで伝える、という演出が何箇所かありました。特に、最初の大事な場面が文字での説明だけだったので、最後まで少し謎な部分があったと思います。単純に演者の人が声を使って吹き込みをすればいい話なので、配慮をしようと思えば簡単なんですけどね。思いつかないですよね…

ということで、今日は成人式の様子と、ちょっとだけ残念だったことの話をしました。知らないとできないことって山程あるんですよね。僕自身も、情報保障とかの分野ですることはないと信じたいですけど、他の分野とかでは起こす可能性があると思うので、いろんなことを知りたいなって思います。日々勉強する、っていうのが大事なんですよね。わかってはいるんです。難しいですけど。

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