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メンバー内対談 りこ×みう④

前回はりこからみうにインタビューしている感じでしたが、今回からはみうからりこにインタビューしてます。

☆くつばこ+設立までの流れについて

みう まずはくつばこ+設立までの流れについて。
くつばこ+は親団体、つくばっこの会のOBOGが多いですよね。さっきnote漁ってたらつくばっこの会までりこさん創設と知ってりこさんの行動力にぶったまげてた所ではありますが…そしてつくばっこの会といえば黒姫高原共同生活っていうイメージ!りこさんはこの共同生活に参加したきっかけは何かあったんですか?

りこ その流れ、完璧です!
元をたどればその共同生活なんですが、なんで参加したのかいまいち自分でもわからなくて。
中2の頃なので、友達と宿泊行事に行きたいねーっていう程度だと思います。申し込んだときは、「インクルーシブ」っていう言葉も知らなければ「特別絵支援学校の子と一緒に行く」ことも知らなくて。特支と合同だって知ったときは、筑波大学附属の特支の数に驚くとともに、未知の世界だ!っていうわくわく感がありました。そこから楽しくて毎年通いましたね~

みう へぇぇ、じゃあ障害のある人たちと関わり始めたのも中2の頃からって感じですか?特支の子と一緒に行くっていうことを知らなかったのにも関わらずそこからここまで障害のある人たちと関わる活動をしようと色々発展させてるってすごいですね!
りこさんの長所の1つって、特支だって知って怖がったりテンション下がるんじゃなくて、それをわくわくしちゃうところなのかもですね。
共同生活では生活実行委員会委員長をしてたみたいですが、準備や実行で特に思い出に残ってるエピソードとかってありますか?成長させてくれたこと、失敗談はうたくんとのインタビューで話してたから、純粋に楽しかったこととか何かあればぜひ!

りこ すごいめっちゃ読んでくれてますね笑笑 嬉しいです。
実行委員会の立場としては、例年高2が実行委員長をやっている中で、当時自分は高1だったのでちょっと不安もありましたが、事前会議で、実行委員会が仲良くなることを目標にしてたくさんアイスブレイクしたり、手話教室をやったりする中でうまく連携できるようになっていった(気がする)のが楽しかったです。手話通訳なく会議が進んだのも楽しかったです。「伝わる!!」って感じました。
当日はずっと友達とか先生とかの愛が降り注ぐ中で、バスの移動さえもずっと温かく、幸せでした。「本気でコミュニケーション」の3日間でしたね。

みう 通常2年の所を1年生にやってたとは…知れば知るほど驚きエピソード持ってるなぁ。すごすぎです笑
伝わることが単純に楽しい、なんかわかるかも。私もたくろーくんを始めとした手話話者の友達と話す時とか、ろう難聴の集まりのボランティアに行ったりした時とかに少し手話を使いますが、伝わるとめちゃくちゃ嬉しいですもん。
本気でコミュニケーション、いい表現ですね。移動も楽しいとは本当にいい雰囲気だったんだろうなぁ。すごく共同生活に参加してみたくなりました笑
次はちょっとさっきとはテイストが違う質問です。
さっきわくわくした、って言ってましたが、附属特支の数を知らなかったってことは、そこまで障害のある人との関わりが多い方とかではなかったんですよね?初めて交流をする際、緊張したり不安に思ったりはしませんでしたか?

りこ うーん、特になかったですね〜
それより何より、宿泊できるってだけで楽しかったし、バスの隣はいろんな学校の人がぐるぐる変わるので、話すしかなかったし…
それまでは特別支援学校とか福祉とか全く興味がなかったので、あんなに惹かれたのはなんだったんだろう?って思ってます。笑
中2って言う若さが不安とかを抹消してたんですかね?笑笑

みう 全く興味のない中2の女の子をそこまで魅了させたのって本当になんなんだろう笑。若干大袈裟かもしれないですが、深掘りしていけばそれこそ今後「インクルーシブ社会」を「構築」する際の鍵になってきそうですね!
何回か言ってるけど、私が今後ターゲットにしていきたいのは「特支や福祉に興味がない」人達なんです!りこさん、ぜひちょっとまたお話聞かせてください。めっちゃ興味ある!

次回で最終回です。長かった対談シリーズもようやく終わりが見えてきました。ほかの人同士の対談も構想中です!


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