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筑附にはLGBTsが多い?

こんばんは、くつばこのりこです。月がきれいです。今日は、メンバーのはるの活躍により、最近くつばこの第2のテーマになりつつある、LGBTsについてです。

☆桐陰祭の準備をしていた時に。

さて、noteでもご紹介したように、「インクルーシブ社会の構築 くつばこ+」は、筑波大学附属高等学校の文化祭、桐陰祭に参加させていただくことになりました。メンバー24人のうち、3人が卒業生ということで、OB・OG枠の参加です。
そこで、LGBTsについての動画を紹介する予定で、完成されたものを見ていた時、そしてこれを在校生が見ることを(見てくれるといいな)想像したとき、ふと思うことがあったのです。「筑附って、LGBTsへの環境最高じゃない?」
桐陰祭のタイミングに合わせて、公開します。

☆理由①:共学

男子校・女子校が多い進学校(筑附は進学校…でしょうか。たまに生徒は「他称進学校」とか言ってたりします。)の中で、共学はとても少ないです。中学から入学する場合は、渋渋さん、渋幕さん、慶應中等部さんと、筑附、くらいしか選択肢がなかったことを覚えています。高校は都立、公立がありますが、それでもあまり多くはないでしょう。(高校受験なら共学が普通だと思うよ byうた)学校を選ぶ時点で、セクシャリティに世間とのずれを感じていたら、わざわざ性別で分けられている男女別学より、共学を選びがちな気がします。もちろんどんなセクシャリティかにもよりますが。

☆理由②:制服がない(性自認・表現したい性)

まず、性自認について考えたとき、「制服」という、性別を顕著に表す道具がない筑附は、服装に困りません。(もちろん着ていく服を考えなきゃいけないっていう面で困ります。)クラスメイトを思い出すと、部活のジャージ、なんちゃって制服、ブランドで決めてる人、ユニ〇ロ・G〇の熱いファン、蛍光色で常に目立とうとしてる人、チャイナドレスっぽい人、などなど。(先生も同じです。)スカートをはいている男子は居ませんでしたが、「スカートいいよね!涼しそう!!」と言われたことは何度も。授業に支障がなければ何を着てもいいので、みんな自由に、着たい服を着て自分を表現していました。髪・メイクも自由です。自分自身の一番外をかざる殻の洋服だからこそ、自分らしくいたいですよね。

☆理由③:自由な校風

筑附の校風は自由です。校則はほぼありません。ほぼ、というのは、「冬登山禁止」とか「かけマージャン禁止」とか。拘束してこない校則しかありません。あ、バイク通学は禁止でしたね。ただそれ以外は自分で考えて行動すれば基本許可されます。先生も生徒を一人間としてみているので、なにか活動に口をはさむこともありませんし、部活、委員会、学校外活動、部活、国際交流、音楽、それぞれが好きなことを自由にしています。個性が認められ、自立している環境はLGBTsにとっても比較的過ごしやすいのではないでしょうか。各自熱中していることがあるおかげか、いじめも少ないと感じます。

☆理由④:このような環境による変化

性的マイノリティは生まれつきの要因だけではなく、その後の育つ環境にも左右されるといわれています。そして、LGBTsであることに気が付くのは、中高の間であることも多いでしょう。そのようなときに、LGBTsに関しての知識が否定され、遮断されることのない寛容な環境にいれば、比較的スムーズに自分の自分らしさに気づけたり、他人との違いに気づきやすくなると思います。実際自分がLGBTsであることをオープンにしている人もいました。

こんなところから、筑附にはLGBTsにとって良い環境である3つの理由、そしてその3つの理由によって相乗的にLGBTsだと認識する人が増えるのではないかという風に思いました。これをちゃんと主張するには、科学的根拠が乏しいですが。
「でも自分の周りにLGBTsはいないし…」と思った生徒の方、それは、あなたを含む周囲の生徒に原因があります。絶対いますよ、学年にたくさん。
明日は、性的マイノリティだけでなく、ジェンダー的視点も含め、筑附の環境の良いところ、悪いところを紹介します。

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