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白杖歩行記録(単独歩行編)

こんにちは、くつばこ+のみうです。

夏休み開始が早かった友達が今週から授業と聞いて、もうそんな時期かと驚いています。
基本対面という噂を聞いていますし、そろそろ3時までzoomをしたりする生活習慣を改善する必要がありますね(このnoteも深夜に書いている時点で全然改善できる未来が見えない)。
あと1週間でなんとか戻します笑。

さて、前回は初めて手引きを使ったメリットとデメリットをご紹介しました。
逆にいえば今までは手引きを使わずに歩いていたので、「普段歩いている時何を考えているか」をご紹介したいと思います。

☆下見①構造を覚える

初めて行くところの場合、乗り換えや駅から目的地までなど、全て一度自力で歩いてみるのが習慣です。
この時のポイントとしては、特に一回しか行かない場所こそ当日のルートを確実に決めておいて、下見でもその通りに行うこと。都内だと乗り換え方法も使える路線も沢山ありますが、よっぽどのことがない限り下見で使ったルートで行きます。今は田舎に住んでいて沢山のホームもないし、乗り換え駅など複雑に考える必要がないのである意味楽になりました笑。

ちなみに、これは遠出でなくても大学の講義でも教室の確認をしたり、それぞれの建物がある場所を探したりしますし、友達と近場で待ち合わせる、という際も初めての場所なら使っていました。
よく行く場所の場合、帰り道に寄り道して、お散歩に行きながら軽い下見を繰り返しています。

☆下見②同じ曜日同じ時間帯に練習

2回目の下見は、受験など相当重要な場面でしか行いませんが、絶対に遅刻できない場合はこの手順を必ず踏みます。
1回目は「迷うこと」を目的として、時間をかけて歩き回るのに対し、2回目は本当にそれで行けるのかの確認をしている感じです。
この時は車両に乗る位置も本番と同じにして、階段からの距離感を測りやすくしています。
そんなに回数は多くないですが、これで失敗した場合は成功するまで行うこともありますね。時間の都合上、同じ曜日にはできなくても、一度も迷わずに行けるかの確認として日を改めて行ったこともありました。

☆天敵:工事

単独歩行時に一番困るのは工事現場です。
下見の時と状況が変わってないならまだいいのですが、下見と本番が違うと下見の意味が半減してしまいかなり困ります。
また、よく使う駅だと油断してそんなに早く家を出ない上、急な変更があるとよく知ってる駅でも迷う確率が上がるので困りがちですね。先日の通院の時も何回も通っている道ですが、工事があって大通りに出られず苦労しました。
逆に長い間工事をしていた駅が急に工事が終わると「目の前に目的地があるのに普段使っていた迂回ルートが使えないせいでたどり着けない」なんてことも起こります。
工事とはうまく仲良くやっていきたいです笑。

☆下見ができていない初めて行く場所の場合

実は先日ほぼ初めての駅しか使用しないのに下見の時間が取れず、ぶっつけ本番で行く代わりに1時間早く出発するという方法をとってみました。結局池袋で1時間近く迷い、近くの改札にいた駅員さんに現在地と目的の路線を聞いていたらあれよあれよと言う間に手引きをしてくださる手筈を整えて頂いてしまったのですが。
手引きの感想は先週書いた通りですが、反省点としては手引きを頼んだタイミングが遅すぎたことですね。

到着時刻が決まっている場合は迷うよりかは遥かに時間が読めそうなので、早めにいって手引きをお願いすることが次善策なのかもしれないなと思いました。
お願いする心苦しさもありますが、今回は実際遅刻して迷惑かけましたし。意地の張りどころ、引き際を考えたいと思いました。

☆最後に

今回は前回までのような出来事の記録というよりかは、日常の一部を言語化するような感じになるので、いつもより難しかったです。

おそらく、私にとって一番いいのは「下見をして自力で行く」ということなんでしょう。今までそれで大して困った経験がないですし、逆にやって頂き過ぎると申し訳なさが勝ってしまう私にとって、手引きほど苦手なものはないなと改めて感じましたし。
基本は下見をすることを第一にしますが、今回のように準備期間がない場合について勉強できたと思えば良かったかなともいます!

個人的なこだわりを述べたnoteですが、単独歩行したいと思っている視覚障害者の方へのヒントや、視覚障害者が単独歩行なんて危ない!と思ってる方の意識変革の少しでもお役に立てたら嬉しいです!
ここまでお読みくださりありがとうございました!

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