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みんなで知ろう支援学校

前回、くつばこ+っぽくないと言えばぽくなかったのですが、教科担任制の是非の話をしました。noteのために資料を当たっていた時に、特別支援の話が結構出ていたので紹介したいと思います。

こんにちは、くつばこ+のうたです。課題が多くなってきたり、見なきゃいけない授業が溜まってくると逃げるように、noteを書きたくなってきます。どうしましょう。
中教審から文部科学省への答申に特別支援教育の話がでてきていたので、紹介します。前半は全部の先生に対して、後半は特別支援学級の指導などを担当する先生に対してです。

☆普通校の先生も知らないといけないよね

答申では次のようなことが主として述べられています。

全ての教師には,障害の特性等に関する理解や,個別の教育支援計画・個別の指導 計画などの特別支援教育に関する基礎的な知識が必要である。加えて,障害による学 習上又は生活上の困難について本人の立場に立って捉え,それに対する必要な支援の 内容を一緒に考えていくような経験や態度が求められる。また,こうした経験や態度 を,多様な教育的ニーズのある子供がいることを前提とした学級経営・授業づくりに 生かしていくことが必要である。

要するに、障害について基本的な知識をもち、本人の立場に立って考えることによって、様々な児童がいることを前提とした学級経営・授業をしなさいということですね。特に自閉症・知的障害に係る児童生徒数が増加していることから、これらの知識の専門性は向上させることが必須であるとも言われています。(ここで、筑波大学附属久里浜特別支援学校が専門性の向上や人材育成に貢献しているそうです)

☆特別支援学校の先生はさらに専門性を高めよう

答申では特別支援学級・通級による指導を担当する先生と特別支援学校の先生に分けてあります。特別支援学級・通級の先生は、専門性のある教員が周りにいない(同じ学校に特別支援学級・通級の先生の同僚がほとんどいない)ので、オンラインやOJTによる多様な研修方法で自立活動の授業など様々な点において、専門性を高めるべきと言っています。

次に、特別支援学校の先生は、より専門性を特別支援学級・通級の先生以上に持つべきだと述べられています。重複障害児などにもきちんと対応できるよう、より高度な専門性が必要になるということです。例えば、盲ろうの児童は、音も聞こえない(にくい)かつ目も見えない(にくい)ので、聴覚障害や視覚障害の児童以上の専門性が求められます。このような細かい事象に対する、指導事例の収集などが大事であるとされていますね。

ということで、今回は特別支援に関する部分を解説してみました。インクルーシブ教育とかの話も少し入ってますが、どうなることでしょう。あんまりやる気はなさそうですが…子どもが将来できたときのために、今後も注目していきたいですね(できないだろう、という突っ込みは許しません笑)


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