『Coda コーダ あいのうた』を見て

『Coda コーダ あいのうた』を見てきました。CL表現、多用されてて、いいなぁって思いました。
こんにちは、くつばこ+のうたです。ちょうど映画を見ていた時、もう一つのサークルで呼びかけられていたんですよ、Slack上で。2時間くらい放置してたら、バイト中かな?って言われて驚きました。2時間くらいSlack見ないことだってあるよ?多分。絶対に暇な奴だと思われてますね笑。

☆CODAの女子高生の物語

簡単に言うと、聞こえない家族の中で1人だけ聞こえる女子高生が、奮闘する物語ですね。詳しくは、前にnoteで紹介してるのでそちらを見てほしいです。とっても、泣けるって上白石萌音さんが言ってましたが、うたは泣きませんでしたね。まあ、映画で泣くとかの経験がないので、当たり前です。泣く人は泣くと思います。(保証は一ミリも出来ませんが)

☆CL表現がすごい

聾者が演じていること、そして、聾者かつ俳優かつ監督もする人がASL(アメリカ手話)の監督をしていること。これらのことで、自然な手話表現が使われているのが良いという話を聞いていました。もちろん、うた自身、日本手話ですら出来ないのに、アメリカ手話ができるはずがありませんよね。だから、手話表現が自然なのかとかは判断材料に欠けると思います。そんなうたとしても、CL表現が多用されているのはなんとなくわかります。CL表現を多用するのって、本当に手話ができる人だと思うんですよね。ちゃらっと手話の勉強をしました、っていう人にとって難関なんですよね。決まってないので。

☆CL表現って何?

さすがに今まで多分一度も出てきてない単語なのに、CL表現とは何か説明しないのは、くつばこ+のnoteの趣旨から外れると思うので説明しますね。例えば、「書く」っていう手話は、ペンを持ってもう片方の手に書く、というイメージで手首を振ります。その手首を振る速度を速くすると、素早く書いてるように伝わります。逆に、ゆっくりと丁寧に書くように手首を動かすと、丁寧に書いてるように伝わるのです。こんな感じに、「はやく」という手話単語などを使わずに、走り書きしたことを伝えられるのがCL表現です。

☆外国の人にもCL表現は伝わりやすい

個人的には、手話のCL表現をされても、ちゃんとすべてを理解できる気はしません。もちろん、思ってることをCLで伝えられる気もあまりしません。なんなら、手話をするときには、全部声に出しつつやることが多いので、CL表現では口と手の動きが一致しづらく、苦手です。
実は、アメリカ手話と日本手話にも、共通する単語は割とあります。でも、それ以上に違う単語が多いため、手話単語はわからないものが多いです。しかし、CL表現って万国共通でわかるものなんですよね。だからこそ、アメリカ手話が自然な気がすると、アメリカ手話を知らないうた自身も気が付いた訳で。なので、CL表現が使えるようになると、海外でも少し伝わるかも??という感じですね笑。

ということで今日はCL表現について話をしました。映画自体も、面白かったので、良かったら見てみてください。もう、やってる時間帯が少ないのが辛いんですけど。(そろそろ終わっちゃいそう…)

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