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分けたほうが良いこともありますね

マイノリティの分離主義って良いと思いますか?

こんにちは、くつばこ+のうたです。もう一つのサークルでの大きなイベントの準備が大詰めです。授業を2倍速とかで受けられない対面授業だけになってたら、絶対に課題が終わってない気がします。

☆マイノリティの分離主義ってなに?

マイノリティの分離主義というと、どんなことを思い浮かべますか? 字面を見てもらうと大体イメージはつく気がするのですが、簡単に言うと、マイノリティだけ分けて、コミュニティを作ろうとかをする感じです。少しずれる気はしますが、女性専用車なんかも分離主義の一つといっても良いと思います。そして障害の世界で言うと、特別支援学校とかが挙げられるのではないでしょうか。

☆良いところもいろいろ

分離と聞くと、差別してる感じがでて、あまり良いイメージは持たれない気もしますが、良いところも色々あります。たとえば、コミュニティを作るっていうときに、マイノリティの人は分離されていないと、自分と似た属性の人と関わる機会が少なくなりがちです。しかし、分離されることによって、マイノリティ同士での交流ができるようになるメリットがあります。また、女性にも平等に選挙権を与えるなどだけでなく、女性特有の問題に解決するためには、産休とかが必要ですよね。これも男性には当然ないため、分離主義の一種とも捉えられます。こう見ると、良いところがいっぱいある感じがしますよね?

☆悪いところもある

でも、だからといって、良いところしかないわけでもありません。分離するということは、分けて考えることです。つまり、女性と男性、健常者と障害者は両方ともに同じ人であるという観点を忘れやすくなるということです。女性だけに沢山の権利を付与していけばしていくほど、男性は納得できないという気持ちが高まります。そして、分離されているからこそ、喋る必要もなくなったりします。こうするともう終わりです。なので、一概に分離すれば良いわけではないですよね。まあ、インクルーシブ教育が叫ばれている世の中を考えれば、当たり前なのかもしれませんけど。

ということで、今日は分離主義について話をしました。個別対応できるなら、そうした方がうまくいく、ということは割と存在する気がします。でも、分けて分けてばっかりいると、障害者って本当に実在する?みたいな感じに思う人がいてもおかしくないと思うんですよね。接点が全くない人も確実に居ると思うので。

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