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ポストコロニアル・フェミニズムって?

大学の文系教養として、ジェンダー論を取ることにしたので、授業記録をあげていきたいと思います。
こんにちは、くつばこ+のうたです。大学の授業も2週目に入って、課題との本格的な戦争が始まろうとしています。ここ最近気が付いたのは、サークルして帰るより、バイトして帰ったほうが早く帰れるんですよね。バイトを詰め込んだ方と成績が上がる説、あると思います。

☆大学の授業としてのジェンダー論

東工大には、大学1年生から3年生まで、文系の授業が必修として存在します。全部で13単位なので、結構多いですよね。1年生の時にはファッション論を取って、noteの題材にしたような気がします。そんなこんなで、大学3年生の文系の授業を探していたら、ジェンダー論っていうのが開講されていたので取ってみることにしました。ジェンダー論っていっても、ジェンダーに関する概論とはちょっと違うみたいです。

☆一見良さそうに見えるかもしれないけど?

ということで、今日は一回目の授業から一部を抜粋して紹介したいと思います。一回目の授業は、フェミニズムや女性学の欧米での歴史でした。いろんな事例が紹介されていましたが、今日のnoteで注目したいのは、ポストコロニアル・フェミニズム。簡単に紹介するなら、女性に対して善い行いをしよう、と考えているが、白人女性にとっての善い行いを、ほかの女性に対しても強要することです。これにより、非白人女性にとっては、あまり好ましいとはいえない結果を引き起こすことを指します。

☆児童労働をやめさせると?

授業中に取り上げられていた例は、アフリカの国々での児童労働でした。児童労働は良くないと、やめさせたことでした。ここまで聞くととても良い話のようですが、問題はここからです。児童労働をさせていた工場には、様々な年の女の子が集まっていました。読み書きなどの基本的なことはそこで代々教えられてきていたのですが、工場がなくなったことで一気に無くなってしまいました。それぞれの家庭に子どもが帰ったとしても、そこに学校教育はありません。つまり、読み書きなどの基本的なことすら、学ぶ環境が無くなってしまったのです。工場でのコミュニティが実は大事だったんですね。もちろん、学校を作って、教員を用意して、通わせるまですればよかったのでしょうけど、そこまではできなかったんでしょう。

ということで、今日はポストコロニアル・フェミニズムについて紹介しました。これ、障害についても頻発しそうだなって言う気がしますよね。目に見える側の価値観で決めつけたり、聞こえる側の論理を押し付けたり。すでに問題として明確化されているものもあれば、ないものもあるでしょう。だからこそ、知ることが大事なんですよね。もっというと、しっかり話を聞こう、常識に齟齬がないか考えようってことですね。

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