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メンバー内対談 りこ×みう⑤

ずっと前に出していた対談です。なぜか忘れ去られていたのを発掘しました。(うた)

☆点字と手話

みう 次に、インタビュー記事見て、単純に自分がりこさんの答えも知りたくなったものをお聞きします。
まずは、点字と手話どっちが好きですか?

りこ 点字と手話!なんと難しい!!
どちらも違う理由で好きです。

点字は、まず打つ感覚が好きです。自分の言葉を自分から出すところに焦点をおいた言語のように感じているので、小説を書いたりするのと同じ感覚で好きなのが点字です。友達の誕生日とか、大事な場面での文面を点字で描いて、相手を困らせるのが趣味です。

一方で手話は、人によって形が違ったりして、コミュニケーションを受け取る・届けるところに焦点があると勝手に感じていて、スピーチをするような楽しさがある言語だと思います。仕事や遊びの帰り、自転車で片手乗りをしながら歌を歌って手話ソングを作っていること、結構あります。笑

みう 「自分の言葉を自分から出す」「コミュニケーションを受け取る・届ける」絶妙な表現ですね。特に点字は本質をそこに見出してるのか〜!って新鮮な気分です。

☆多様性は認められている?

みう 次もりこさんがうたくんに聞いてたやつ。今の社会って多様性は認められてると感じますか?

りこ 1つ目に、ちょっと質問からずれてしまうんですが、多様性って誰かが認めるものじゃないと思うんですよね、自分の人生だし。「発見する」っていう意味での「認める」ならわかるんですが。

その上で、多様なままで生きやすい社会か、というと、まだまだそうではないと思います。ただ、着実に前進はしているのではないかなと。多様性が法律によって「認められていなかった」時期もあります。それらを考えると、多様なままに生きることを好む人は増えていると思います。
一方で、多様性を毛嫌いする人数も常にいて、よく「多様性多様性って言うばかりに生きづらい社会になってる」と主張する人がいますよね。そういう変化を恐れる人をどう取り込むかも大事な気がします。

みう 確かに、自分自身多様性について考えた時に、『多様性に不寛容な人も一種の多様性として受け入れるべきか』みたいな哲学のようなことを考えてしまったことがあります。
『「発見する」って意味の多様性ならわかる』が『自分の人生だし誰かが認めるものじゃない』と言われて、自分自身少しスッキリした気がします!

☆障害にかかわる訳

みう 次は個人的にめっちゃ気になること。りこさんは「障害福祉が好きな理由はわからない」けれど「自分の知らないことを知ってるからかも?」とお話してましたよね。それから、将来的には「障害のある人の働く環境」についても考えてみたいと。「障害のある人と関わるならではの魅力」とは何かあるんでしょうか?中2の時、障害福祉に惹かれた理由はわからないとのことでしたが、今も続けたいと感じるほどの何かがあったらぜひ知りたいです!

りこ うーん、なんでなんでしょうね。昨日も(11月)発達障害のある小~高校生と一緒にドッチビーをしてきましたが、寝る前に思い出し笑いするくらい幸せな空間なんですよね。
障害福祉とか多様な社会について学んだり、いろいろ動きたい理由は、身近な障害と生きる人たちやその雰囲気が好きだからというところに落ち着きますが、じゃあなんで障害福祉が好きなの?って聞かれるとはっきりとはわかりません。特別な使命感があるわけでもなく、、、。
個人的に、周りがやっていないことをやりたいという性格なので、取り上げられづらい福祉で自分らしいことがしたいというのはあるかもしれないです。私は福祉を学び、行動する上での環境に恵まれているし。

みう なるほどなるほど。今まで関わってきた当事者がいい人が多かったのかもですね。共同生活の時のお話もそうですが、りこさんの話を聞いてると、すごく楽しそうだなっていう印象を受けます!結果的にそれがマイノリティへの理解への一歩になってるんだからすごいなぁ。ちょっと今後「特支に興味のない人」を対象に何かアクションを起こす、と言った時りこさんぜひ色々お話聞かせてください!豊富な経験談をたくさん聞かせてくれそうだし、有益な情報得られそう✨
因みに、一障害のある人として「使命感なしに」付き合っているっていうのはすごく好きです。特に個人的に「支援対象として」見られることほど屈辱的なことはないので、りこさんみたいなマインドの人は大好き!
さてさて、だいぶ長くお話ししてきたのでそろそろ最後の質問に行きます!
最後は質問というより提案です!
今更ながら、うたくんを含めた私たちみんな大学1年生、同学年ですよね?高校の時ダブったせいで私だけ年齢は違うけども笑。ということで、よかったら敬語外しませんか??

りこ・うた いいと思うよ!(敬語外した)


みうちゃん、今後もよろしくね~!

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