ババ抜き的マイノリティ論
5月頭にしたカミングアウトから2か月、その間大学で受けた授業もあって、だんだんと性的マイノリティな自分が受け入れられるようになった今、2か月でどんな心境の変化があったかなーと振り返って見ます。そうしたらババ抜きに近いな~と感じました。
こんばんは!くつばこのりこです。小さいころ私はババ抜きよりもジジ抜きの方が好きでした。演技の必要がないからです。
ババ抜き×カミングアウトの開幕です~
このnoteでは、「カミングアウトしなきゃいけないもの」(例えば性的マイノリティ)をババ抜きのババに見立ててお話しします。
☆レベル0 そもそもジジ抜き
自分の中のマイノリティ性に気が付いていない段階、これがジジ抜きです。どれがマイノリティか、自分も相手も分かっていない、しかしなんとなく生きづらさを抱えている。何がマイノリティかわからないと解決策もないので、もやもやした段階です。
☆レベル1 ババが回ってきた瞬間、背中にの裏に隠すパターン
ババ抜きになりました。ジョーカーが来た瞬間、それを相手に取られまいと、そっと背中の裏に隠してしまいます。これではババ抜きとしては負けてしまいます。
☆レベル2 手札の中にババはあるけど、取られないようにするパターン
隠さず持てるようになったババですが、あまり注目を集めないように、極力引かれないように…。引かれたらバレてしまいますが、そうでない限りは避けるのがこのパターン。運が良くないとゲームには勝てません。
☆レベル3 逆にババを引かせにいくパターン
手札の中にあるババを、あえてちょっとだけ飛び出させたりして目立たせるパターン。それを相手が避けるかもしれないし、引いた場合も、表情を変えず自分の手札に混ぜられる人もいれば、驚いて顔に出ちゃう人もいますね。そのババ(=マイノリティ性)が、自分の切り札になっている場合です。
☆レベル4 1週回ってジジ抜き
自分の持ち札全てがマイノリティ性だと自覚すると、逆にそれはジジ抜き状態。最後まで残った「ジジ」が、今回はたまたま注目されたマイノリティ性であるだけ。
私は今でもババ抜きよりジジ抜きの方が好きです。演技の必要がないからです。
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