-MANHUNT- マンハント(もくじ)

 隷層《れいそう》と呼ばれる奴隷階級が存在する未来の日本。
隷層は脳内に「服従機」と呼ばれるチップを埋め込まれており、対となる「支配機」を持つ者、ルーラーに絶対逆らえないよう洗脳支配されている。

 隷層人材派遣会社マーシフルは訳有りの依頼を受ける裏社会の何でも屋だ。
隷層社員の火狼《ホロ》、青烏《セウ》、鹿澄《カスミ》、綾魚《アヤメ》、雉流《チル》は、自らの身分を買い戻す日が来ることを夢見て、時に暴力、時に自らの肉体を使い、依頼を解決していく。

*18禁BL小説です。
*暴力・性的表現があります。
*連作の短編集で、ひとつひとつが独立した物語になっています(一部例外あり)。一番上から読んでいくとわかりやすいですが、あらすじが気に入ったものからテキトーに読んでもOK!
小説家になろうでも連載してます。

もくじ

『MANHUNTとは』
とりあえずこれだけ読んでおけばどこから読んでもOK!

『火狼と青烏 前編』 //
隷層人材派遣会社マーシフルのオーナーでルーラーの「わたし」は、ある隷層商人から火狼《ホロ》と青烏《セウ》という隷層少年ふたりを買わないか持ちかけられる。

『リベレーター:アウェイクン』 ////
大企業・古鉄重工の工場では隷層労働者が劣悪な環境で酷使されている。
労働者の朱梨《アカリ》は同僚の日陰《ヒカゲ》の父性に惹かれているが、自身の秘めた性癖を明かせず苦しむ。

『聖戦士と失楽園』 ////
財音シティで一大勢力を築く新興宗教エンダーマンズ。
信徒のセスは、リーダーに鹿澄《カスミ》という新入り少年の世話を任される。
ひと目見た瞬間から彼の美貌に惹かれるセスだったが、彼らの宗派では同性愛は禁忌であった。

『火狼と青烏 中編』 /
火狼が苦悩する中、「わたし」は青烏を隷層娼館に売り払ってしまう。
「わたし」は火狼を娼館に連れていき、男娼になった青烏と引き合わせる。

『リベレーター:ボーイミーツボーイ』 ////
マーシフルの隷層社員、雉流《チル》は休日中に訪れていた町で朱梨《アカリ》と出会う。
だが朱梨の首にかけられた賞金目当てに探偵社ウォーテックの社員とその隷層助手がふたりを追い詰める。

『あなた以外の誰のものにもならない』
書き直し中……

『恋人は冷たい』
書き直し中……

ほんの5000兆円でいいんです。