【究極にして最強コラム】超有効!noteに投稿した記事を読まれやすくするための最終手段 ~noteのPV数が少なすぎて死にたい人は死ぬ前にこの方法を試せ~
こんにちは。小膳です。
なんだかとんでもないタイトルですね。なぜこんなタイトルにしたのか? それは今回の記事を読んでもらえればわかると思います。
要するに「noteで記事をもっと読んでもらうにどうすればいいのか?」という話です。
タイトルとタグで狙いを定める
こちらの記事が大変参考になったのでご紹介します。書かれたmidinco先生によりますと、noteというのはサイト全体で一日に2.6万件も記事が投稿されるそうです。
さて、わたし小膳はnoteで小説を書いてします。しかし私が記事などは、この2.6万件の記事のうちの一つに過ぎないわけです。
この膨大な記事の中から「小説を読みたい!」という人にわざわざ私の小説を探して読んでもらうには……
①興味のあるカテゴリの記事
②目に止まるタイトルの記事
③タグが適切な記事
この三つが大事だそうです。非常にためになる記事なので、ぜひご自分の目でご覧になってください。
この三つを踏まえて小膳の拙作を例にあげましょう。ある男が人食い自動車に襲われるホラー短編小説です。
これ、最初はそれほどPV数が伸びなかったんですよ。それはただ単にタイトルのみで投稿していたからだと思います。
そこで「B級ホラー短編」と銘打ち、タグに「#ホラー映画が好き」を入れてみると、PV数が伸びたのです(微増ですけどね。フォロワー百人程度の小膳のnoteにしては、です)。
「小説を読みたい!」という人はいっぱいいます。でもどんな小説を読みたいかは人それぞれですから、「この小説はこういう小説なんですよ!」とタイトルとタグででっかい看板を掲げておけば、探している人が見つけやすくなるってことじゃないでしょうか。
ここで大事なのはやっぱり「狙いを見極めること」のようです。
街中の看板だとドラッグストアなら「くすり」、ラーメン屋なら「ラーメン」という具合に「これが欲しい人はここに来てね」ということがでっかく書いてありますよね。それと同じことです。
自分の小説を一言で言うなら何なのか。これを見極めたタイトルとタグを設定することで、それが欲しいという人を狙い撃ちできたのです!
もう一つ、小説ではないですが私の投稿した記事の中では一番のPV数を稼いでいるのがこちら。
特に意識してつけたタイトルではなかったんですけど、改めて見るとmidinco先生の言った通りだと思います。「天才でも何でもない作者」「読者数を増やす唯一の方法」「見えない読者」……これはけっこう目を引くタイトルなんじゃないでしょうか。
それに読者が喉から手が出るほど欲しい小説家になろう作者はいっぱいいるでしょうから、そのあたりのニーズにぴったり当てはまったんだと思います。なるほど。
(今回のコラムをやたら大仰なタイトルにしてみたのもそのためです)
日常的なもののほうが読まれやすいみたい
では次は小説の内容です。noteで読まれやすい小説というのは「物語の始まりが日常的なもの」のようです。
では再び小膳の拙作から具体例を見てみましょう。
私が一月中に投稿した三本の短編小説の中で、嬉しいことにこの「少年は夜を殺す」は多くのハートがつきました。
このお話はこんなふうに始まります。
音もなく霧雨が降る夜だった。
人通りの絶えた暗い街角に、大きな光を放つ建物があった。
二十四時間営業のスーパーマーケット、サマーズ・ストアだ。
詠美《よみ》はそのフードコートにいた。
深夜を回って他に客の姿はなく、ファストフードのチェーン店はすべてシャッターが降りている。
テーブルにつき、スマートフォンをいじっていた詠美は、ふと人影に気付いた。
いつからそこにいたのか。フードコートの隅のほうに、一人の少年がいた。椅子に浅く座り、ポケットに手を突っ込んで、ストローを口に咥えている。
霧雨が降る夜、24時間営業のスーパーマーケット。そこで暇を潰していた詠美という女性が、同じように暇を潰している少年と出会うところから始まります。
これはだいぶ静かな始まり方です。
私が好きな小説ですと、だいたい殺人事件が起きたのでその現場に刑事が向かうだとか、そんな感じで非日常から始まるものがほとんどでした。
私が自分で書くときも、そういう始まり方でないと読者は退屈で読んでくれないんじゃないかと思ってたんです。でもこの「少年は夜を殺す」の例ですとそうでもなかったようです。
小説の書き方テキストなどによると、物語の始まりは「フック」が重要だそうです。
フックとは読者の興味を引く何かしらのきっかけです。私の例ですとフードコートの隅のほうにいた少年の存在ですね。
このあとこの少年が実は人間ではなくて、同じく人間でない相手と人外バトルを繰り広げるという展開になります。おそらくこの小説を読み始めた人はこんな小説だとは思ってもみなかったでしょう。
でも付いたハート数が(私の作品としては)多いということは読者の完読率が高いってことですから、「女と男の出会い」という小さなことでもちゃんとフックとして機能していたようです。
読者のみなさんは「この少年はどんな人なの?」「この出会いはこの先どうなるの?」と気になって読んでくれたわけです。
もちろん物語によって使い分けるべきですけどね。「小説家になろう」だと最初にトラックに轢かれるのが普通ですし(最近はもうこれも古くなってるのかな?)。
まとめ
・タグとタイトルは小説の看板! わかりやすくて目立つものにしよう!(*「看板偽りなし」であること)
・小説の入り口は読者の日常の延長のほうが入りやすい。その後どんなことが起きても、読者は一度読み始めたなら全部読んでくれる可能性が高い。
まだまだ創作一年生! 令和三年も学ぶことは多いです。がんばるぞ!
(小膳)
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