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フィクションヘルパー 第4話

フィクションヘルパー

これから連載する物語は、あくまでもフィクションである。
ある介護職が遭遇する、どこにでもあるかもしれない、場面場面である。
衝撃?現実?偶然?当然? 受け取り方は様々。
あくまでも、フィクションである。

第四話
心優しき職員達

全てではないが、介護業界に来る方々、心優しき方々が多い。
だから、意地悪?な奴が目立つ笑笑。
傾聴してる姿、散歩してる時の笑顔、様々な場面で垣間見る。
だが、その時は、豹変する。
そう、業務に追われ、時間に追われ、段々、余裕がなくなる。
利用者だって、事務的な職員と、親身な職員の区別はつく。
当然、後者を選ぶ。
そう、後者は、時間を気にせず親身になってしまうのだ。
で、事務的職員達からは、あいつは仕事が遅い、1人に時間かけ過ぎ、
などと陰口、罵りのオンパレード!
すぐに気付くお利口さんは、事務的グループに移籍。
問題は、すぐ気づかない鈍感さん。
自分は正しい、喜んで貰えてる、それの何がいけないの?から
なかなか、脱却しない。当然、浮いてしまう。
利用者は、悪いねと言いながら、占有を続ける。
さて、事務的グループ・心優しき戦士、どちらが正しいんでしょう?


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