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薬局の明細表あれこれ④~会計が高い薬局、安い薬局~

田舎の薬剤師、楠木と申します💊
毎日更新12日目です🔥
前回のnoteの続編になりますので、読んでいない方はこちらからどうぞ↓↓



前回は、

  • 調剤技術料

  • 薬学管理料

  • 薬剤料

  • 特定保健医療材料料

のうち、薬学管理料について説明していきました。
今回は3つ目の薬剤料についてお話していきます。

薬剤料とは?

少しややこしい計算式などはありますが、簡単に言うと
調剤される薬そのもの価格
であると言えます。

例えば内服薬(薬価:20円/錠)を10日分調剤すると…
1日分あたりの点数は20円×1錠=20円 ⇒ 2点 (1点=10円)となり、
これが10日分あるので、薬剤料は2点×10日分=20点となります。
※実際にはもっと複雑な計算です。

途中、薬価という言葉が出てきましたが、これは医療用医薬品(処方が必要となる医薬品)の価格のことで、公的な保険が適用される医薬品の価格は、全て国(厚生労働大臣)が決めているんですね。

定期的な改定により薬価が見直されるので、改定の前に受診し、その次の受診が改定後のタイミングだと、薬価が変わって薬剤料に差が出る場合もあります。



本日はここまでです。
明日は特定保健医療材料料です!

楠木🌳

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