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思いを星にする

「先生とは、先に生まれる、と書きます。」

多分、小学校の校長先生が言ったんだと思う。小学1年生の頃、全校集会だったのか、教室に来て話したのか、確かには覚えていないけれど、妙な納得をしていた。

小さい子にとって、先に生まれたものは皆、先生だ。

ご飯の食べ方、計算の仕方、言葉の喋り方、靴の履き方、全部、全部が先生だ。

「後世畏るべし」

自分より後に生まれたものを侮るな。畏敬を持って接しよう、という意味らしい。これは今日知った言葉。

「後世とは、後の世、と書きます。」

私は大人になったから、校長先生の感じで、ニュー知識を頭の中で再生する。

歳が上とか、下とかじゃない。

人としてどんな人にでも敬意を持って接していたい。
なんていうんだろう。ちゃんと見てたい。

加えて、先に生まれたものとして、わたしを生きていこう。
わたしがわたしでいることで、渡せるものがあるように思う。

うん。多分。

まっすぐは歩けないけど、この思いを星にして、曲がって転けても、また歩けるように。


サポートしてくれたら、ラーメン食べるつもりです。時々食べるラーメン、おいしいよね。