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我靴神七〜そのうち6足ご紹介

アリガトウLimさん

2015年にバーニーズニューヨーク横浜店で購入した3.1Phillip Limのレースアップシューズ。

黒のつるりとした革、ウッドソール、程よいヒール高(5cm)、そして履き心地。まったく疲れない。
私の愛する“クセがすごいんじゃ〜”の洋服にも合ってくれる。
歴代の靴の中でも使用率No.1かもしれません。
ドレスシューズなのでプライベートはもちろん、仕事でも大活躍、出張にもいつも連れて行っていました。

そのLimさん、とうとうご卒業です。
画像で見るとまだまだイケるんでは?と錯覚しますが、写っていないところがもう限界を迎えてしまいました。
雨の日用として残すことすら出来ないほど。
修理屋さんとも相談した結果でございます。

現役の頃は私の愛用靴の中でも常にトップを走っていました。
本当にお世話になりました、ありがとう。

神6をいつものシューズラックから

今日は現在私の持っている靴のうち「神6」をご紹介致します。

1位の靴は別で一記事あげたいと思っております。
合わせると「神7」。

上段右から
1. SARTORE  ウエスタンブーツ ダークブラウン
2. SARTORE  サイドゴアブーツ ブラック
3. Maison Margiela  ショートブーツ ブラック

下段右から
4. Malone Souliers  フラットパンプス ブラック
5. SARTORE  レースアップシューズ ブルー
6. N°21  モンクストラップシューズ ブラック

1〜3. ブーツたち

ワタクシ、ウエスタンブーツ大好きなのです。
現在は1のサルトルとゴールデングース、マルジェラを所有しておりますが、過去はもっとゴリゴリなウエスタンブーツも持っておりました。

このサルトルはやや軟派なタイプ。
足首のベルト部分の装飾がかわいらしく、ウエスタンならではの無骨さは薄い。
かといって甘すぎないバランスよ。

画像で見るとバーガンディっぽくも見えますが、実物はもう少し赤味が少ないブラウンです。

上の6足のうち、1のみ38サイズ。
他は38.5です。


2のサイドゴア。
とにかく楽でどこまでも歩ける。

さりげないスタッズも憎いし、革が柔らかくて履きやすいし。

サルトルは今まで何足買ったかな……15足は買ってると思います。
地味めだから買ったときの高揚感は薄めですが、買ってよかったと実感する靴。
本当にお世話になっております。


3のマルジェラ。
足袋ブーツじゃない普通のつま先です。
マルジェラのブーツは3足持っていますが、足袋は持っていないのです。

足袋ブーツ、素敵だし興味はあるのですが……ちょっと流行りすぎたというか……あまのじゃくですみません。
ちなみにブーツじゃない足袋スリッポンは持っております。

足袋だろうとなかろうと、マルジェラ高すぎなのでいいなと思っても基本見てみないふりします。笑

3のブーツは半額だけどどう?と言われ試着してみたところ、これがまた吸い付くようにシンデレラフィットしまして購入。
ヒール8センチほどありますがまったく気にならず。
斬新なデザインばかり注目されがちですが、マルジェラさんいい革使っていらっしゃいます。

ブーツは、パンツにももちろん合わせますが、ロング〜マキシ丈スカートに合わせるのが最も好き。
スカートと靴の間が繋がった感じ大好きなのです。

4. マローンスリアーズのフラットシューズ

これは神フラット。
フラットシューズなぞ若い頃はまったく興味なかったんですけどねえ。
9センチヒールでガンガン歩けたあの頃……シミジミ。

フラットシューズは楽かもしれないけど、ちょっと……うん……ザ日本人体型のワタクシにはノーサンキューというか……。

タイトスカート履いて、フラットシューズ合わせると何とも膝下の短さが強調されてしまう悲しみ。

この靴も解消してくれるわけではない。
それでも欲しいと思ったぐらいキュート。
ポインテッドトゥゆえ辛口もあり。
デザインの中心にもなっている2本のベルトが足をしっかり固定してくれ履き心地も◎。

割り切ってロングワンピースやパンツに合わせております。

5. サルトルのレースアップシューズ

サルトル3足目……!

サルトルは何足も買い続けてきましたが、サルトルの中で最も人気が沸騰したといわれるバッククロスベルトの乗馬ブーツ……もちろん持っておりません。

サルトルは保守的なデザインが多いのですが、たまにエッジ(笑)が効いたデザインもあり、このレースアップもそちら側。
ミッドナイトブルーとでもいいましょうか、絶妙なカラーがとてもいい。
全身ネイビーコーデにも、カラータイツ合わせにも重宝しております。

サルトルの短靴は基本革が硬いので慣れるまで修行が必要といわれ、私の周りのサルトル購入者たちはゾクゾクとその洗礼を受けております。

私はサルトルにおいてはその洗礼をまったく受けたことがありませんので運がいいんだと思っています。

6. N°21のラバーソール

4のマローンスリアーズと同じぐらいビビッと来た靴。

ジョージコックスに憧れた学生時代、買えなくてずっと憧れ続けてとうとう出会ったドンピシャシューズ。

この靴自体まあまあインパクトありますが、おとなしい服装に合わせるより、これと同じぐらいの強さがある服装に合わせる。
無地より柄。

サルトルとは逆で、N°21の靴はたいてい相性悪く、この靴はギリ大丈夫ですが長時間はしんどくなる。
履きたい時は気合い!
オシャレは我慢よ! byピーコ

まとめ

以上、神6でした。

現在、所有する靴は28足。
これでもかなり減らしました。
自分の中では15足ぐらいが理想なので、時期が来たら少しずつ手放すことにします。


神6の選定基準は“今、好きな靴”。
固定の6足ってわけでもないですが常に上位に入ります。

正統派な靴が好きな時期、ハードな靴が好きな時期、洋服に合わせる時期……今は洋服に合わせる時期でしょうか。
以前は洋服ブランドの靴なぞ買う気も起こらなかったよグランマ。

正統派な靴を好んでいた時期はあまのじゃくも控えめでして……
マノロブラニクやセルジオロッシのパンプス
トッズのドライバーズシューズ
レペットのバレーシューズ
J.M.WESTONのローファー……等
大草直子様ラインナップとでも言いましょうか、その時期にサルトルに出会っています。

今ははっきり好き嫌いが見えてきました。
ブーツとレースアップがとにかく好き。
ごつい靴が好き。
スニーカーとサンダルが苦手。
ヒールは2〜5cmが好き。

そして今後

少しずつ名品を履いていきたい。
今、いちばん欲しいのは
浅草の名店ローリングダブトリオ(RDT)のLORO(ローロ)というウエスタンブーツ
J.M.WESTONのトリプルソール(ごつめソール)ローファー
この2つです。

どちらも東京の直営店で買いたい……!by地方の人間。

そして、今持っている靴たちも変わらずお手入れや修理も施しながら大事にしていきます。

次回予告

2022SS購入記その弐をお送りします。
神7のうち残り1足は次々回以降に。

今年の春夏も究極の一枚を見つけました、というお話です。

それではまた!

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