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人は置かれる立場で変わる

現場の介護職員で仲の良い人たちが数名いました。
そんな人たちも、日頃の頑張りでそれぞれに役割を任され、
責任のある立場に現在は居ます。

慣れない業務と責任感からの圧に負け
疲労困憊の様子がこちらから見ても伺えました。
そう、そのような様子はずっと続いて...続きすぎて、
挙げ句の果てには「あれっ」てな具合になっていました。

それが分かったのが「目つき」でした。

役職になれば、今までの同僚も上下の関係になってしまい、
どうしても厳しく言わなければならないことが出てきます。
それがそこに実に慣れてしまって、
客観的に自分を見れない状態に陥ってしまっている。
そして、どんどん仲間が離れ孤立してしまっている。
今、彼ら彼女らはそのような状態になっています。

「スタンフォード監獄実験」を知ってる方もいるでしょう。
刑務所を舞台にして、特殊な地位や役を与えるとそれに合わせた行動になってしまうという実験です。
まさに、その状態です。

今彼らに伝えたら、耳を傾けてくれるのでしょうか?
苦手な職員、嫌いな職員の事を『〇〇したい』と言い出した彼らに。

立ち位置の変化って怖いです。

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