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社労士試験 私の計3回失敗事例を共有します

合格者の成功体験は参考になります。
ただし、この成功の裏にはいくつかの失敗があるはずですが、失敗話はほとんど共有されず、改良後の事例のみが紹介されます。
私自身のこれまでの経験からすると、成功話より失敗話を聞きたい、ニノ轍を踏まないよう心掛けたい派です。

そこで今回は私の社労士受験計3回の失敗事例を共有したいと思います。


1️⃣第51回(2019年) 
選33  ④④⑤③②*⑤⑤⑤
択42*④⑤⑨⑦2️⃣⑧⑦
TAC総合本科Basic通学
総勉強時間 1,300時間

*選択各科目合格基準点 社一2点以上
*択一総得点合格基準点 43点以上

択一合計点と択一健保で基準未達。2018年8月から始動し全講義欠かさず受講、勉強時間も不足はありません。しかし、当年度の失敗は次のとおりです。

  • 当初の担任講師の指導について疑心が芽生え、その後各所へ赴き計5人の講師に教わった。(講師は固定すべき)

  • その上、初学で勉強法がよく分からないまま科目毎の実力テストで及第点をとったのでテキスト理解を進めた。(過去問実施がゴールデンウィーク開始となり、演習量不足)

  • 直前期も模試・答練を受検しっぱなしだった。(復習をしっかり!)

  • 試験当日、昼食で油っこい弁当を購入。(食べ物の配慮が欠けた)

  • 午後の択一式は健保から始めたが、その結果が2点。(択一健保は見慣れぬ選択肢が多いので、冒頭に解くべき科目でなかった)

2️⃣第52回(2020年) 
選28  ③⑤⑤1️⃣④③④③
択53  ⑧⑨⑧⑦⑥⑧⑦
TAC上級本科通学(但し期中にコロナ禍でウェブ通信)
総勉強時間 1,600時間

選択労一で基準未達。補正が入ったので1点不足で不合格。当年度は担当講師を固定し、高橋比沙子講師に師事。
しかし、当年度の失敗は次のとおりです。

  • 毎月勤労統計調査の不正発覚により、イレギュラー発生の中、「統計名は確認しておくこと」との講師の助言を聞き流し、統計数値にばかり意識した。(統計名は目的条文と同じく基本中の基本)

  • 選択労一5問中、確実にわかったのが1つだけだったので2点狙いを目指すも、私の中にインプット情報がなく1点しか取れなかった。(既存知識では対処できなくても、推論力、国語力で対処できる)

  • (午前の選択式の不出来で失望の中、午後の択一式は開き直った結果が53点高得点だった。)

  • 大原「労働経済・厚生労働白書まとめ」が選択労一を予想的中させたので、自身が受講したTAC一般常識セミナーの指導法に疑心になった。(教材のせいにしてはいけない。)

3️⃣第53回(2021年) 
選32  ⑤④⑤0️⃣⑤⑤④④
択53  ⑤⑦⑨⑧⑦⑨⑧
TAC上級演習本科ウェブ通信
総勉強時間 1,800時間

社労士受験3年目、当年度で不合格の場合、撤退することを決意。ラストイヤー不退転で臨む。
選択労一で1点補正となるも、無得点だったため不合格決定。当年度の失敗は次のとおりです。

※試験直後は死力を尽くして1年間頑張り続けたので、結果は思わしくなかったものの反省点は見出せませんでした。しかし、その後にLEC澤井清治講師との面談を経て内省した結果、以下の失敗事例を抽出しました。

  • 選択労一を見た瞬間、頭の中が真っ白となり、前年の選択労一の如く推論力、国語力が発揮できなかった。(既存知識だけでは対処できない問題への対応を身につけるべき)

  • 模擬試験では全6回受験中3回で合格圏内の成績を納めたが、本試験は模試の延長線上にあると考え慢心があった。(模試と本試験は別物、本番一発勝負!)

  • 選択式問題では平常心を失ったが、もっと冷静だったら…(鋼のメンタルをつくり上げる重要性を感じた)


いかがでしたか?
もしも私の失敗事例が皆さんの改善につながれば幸いです。

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