キャリコン面接試験で心掛けた唯一のこと
2023年7月第23回国家資格キャリアコンサルタント試験に一発合格いたしました。
でも、私の経歴は人事や人材開発・育成、人材派遣とは全く無縁のキャリアを歩み、面接経験もほとんどありません。加えて、私の性格は内向的で人見知り、キャリアコンサルタントには不向きとさえ感じています。
そんな私が3か月間の養成講座で学んだことを礎に、一つ心掛けたことを本番で実践、論述試験の貯金もあってギリギリ実技試験合格に至りました。
面接試験とは
国家資格キャリアコンサルタント試験は、学科試験と実技試験の2つに分かれます。両方の試験でそれぞれ合否が判定され、両方の試験で「合格」すると登録の権利を得られる仕組みです。
今回は、実技試験について取り上げます。実技試験は論述試験(50点満点)と面接試験(100点満点)で構成され、両試験の合計点が90点以上(6割以上)で合格となります。
私が受験した試験団体(キャリアコンサルティング協議会)では、面接試験の評価項目が「態度」「展開」「自己評価」の3つに分類されます。
面接試験の時間はロープレ15分間と口頭試問5分間の計20分間。この20分間で面接試験が評価されます。
私が心掛けた唯一のことは?
受験生は養成講座修了者や実務経験3年以上の方のため、ロープレの進め方とか理論についての説明は省きます。
養成講座講師や様々なホルダーが異口同音で受容・共感・自己一致の重要性を説いていると思います。私も同じようにこれに取り組みました。
ただ、他者との取り組みで異なること
【ロープレ 冒頭5分間で相談者・評価者に好印象を与えること】
を強く意識し、実践しました。
表情を柔和にする
声質を優しくする
ハキハキと話す
ゆっくり話す
5分間は相談者の感情、葛藤の語をよく聴き、伝え返すことに徹する
上記はロープレ15分間で終始実践すべきと思いますが、15分間は短いようで長いので本番でもできるか不安が募ります。
なので、ミニマム目標として最初の5分間だけでも完全実施することを意識しました。
また、評価項目「展開」や「自己評価」は、「態度」の評価がベースラインにあると言われるので、換言すれば【いかにして「態度」で高評価を得るか】が合否のカギを握ると分析しました。
「態度」の評価が「展開」「自己評価」へ比例的に評価されると想定しました。
評価者はバイアスを除去して評価するよう日頃から訓練を受けていますが、やはり感情を持った生き物です。
第一印象でアドバンテージを得ることが安定的な評価につながりやすいといえます。
【結語】
ロープレは冒頭5分間で第一印象良くする大作戦で臨む
それがコミュ障の私が一発合格を目指して採った作戦です。
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