notionとRを用いて、論文執筆を楽にする
前回の論文投稿時に、notionを積極的に使ってみた。
論文の管理や整理はもちろんのこと、
Rで生成したデータを、notionを介して表に変換し、
それを原稿に貼り付けるという方法を覚えたのである。
まず、例として簡単に、人口データを用いてみる。
Rで表示されている内容をそのままコピーして、notionに「コード」として貼り付ける。
その後、notionAIに対して、「上記の数値を、47都道府県ごとの表形式に変換してください。なお、行頭には都道府県コード順に都道府県名を加えてください。」
と依頼する。
そうすると、下記のような表を作成してくれる。
これなどは、単純であるが、もっと複雑な表も作成可能である。
例えば、多くの記述統計をまとめる場合にも重宝する。
信頼区間など(これのエクセルへの記載が面倒!)、
Rからの出力されたデータを効率よく、使える形に変換することができる。
たとえば、このように。
上の表は、実際にRから出力された煩雑で多くのデータ(コード)を、notionを通して、表形式に変換させたもの。そしてそれに、「データセット名をアルファベットに変更し、相関係数、p値を乱数に変更、信頼区間は伏せ字に」という指示を出してダミーとして作成した表。
このように作成した表を、そのままエクセルやワードに貼り付けて、必要に応じて手直しをすれば良い。
このように、論文執筆にあたり、一番の手間を
省くことができるのがnotionAIの素晴らしいところである。
うまく使えるようになると、間違いなく執筆が捗るようになります。
大袈裟な話、notionAIが秘書がわりになります。
知らないのは勿体無い。使わないのはもっと勿体無い。