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外国人に話しかけられ、咄嗟にとった自分の行動に後悔した話

今日天気が良かったので街中の大きい公園で散歩していた。もちろん僕は友達もいないので一人。昼間からヒゲ面でだせえTシャツにジーパン。普通に1歩間違えば変質者に近い風貌です。

公園では保育園?の子供と付き添いの先生とかがなんか遊んでたり、おじいさんおばあさんやランニングしてる意識高そうなおっさんとかがいた。あと外国の方もちらほらいた。

池もあるほど大きいな公園で自分は木とか花とかハトとか見ながらブラブラうろついてた。

僕はひとりで歩いてると結構道を聞かれたり、なにかと話しかけられることが多い。そんな爽やかな見た目でもないし、無精ひげもそのままで歩いてるのに・・・。別にいいんだけど、内心「なんでおれに話しかけんだよ・・他に人いるやんけ」って思ってしまう。一応ちゃんと話は聞いて対応はしますがね。

これは生まれ持ったひねくれものの性格と、惨めでつまらないねじ曲がった生き方によってがっつりペシミスティックな人格が形成されちまったんでどうしようもない。

そして今日も散歩中に10代後半~20代前半くらいの韓国人の青年に話しかけられた。ひげ面で不愛想な顔をひっさげ歩いてる僕に外国人が話しかけてきたのだ。彼は「すいません~僕韓国の~・・・」とすぐ韓国訛りだなってわかる日本語で僕に話しかけてきた。

この一言0.5秒くらいの瞬間に、僕の頭にはこんなことがよぎった。

①高校生の時に外国人に宗教の勧誘された経験があったので、なにか勧誘される?と思った。

②なぜほかに人がちらほらいる中自分に話しかける?複数人ではなく一人でいるからだろう?なにかよからぬ魂胆があるに違いない。

③誰だよてめぇ気安く話しかけてんじゃねえよ 舐めてるから気安く話しかけるんだろ?

こういった考えが瞬時に頭に浮かんで、結果近づいてくる脅威から自分を守るように、彼がそのあと何を言うか確認もせずに、「ああOK、OK」と拒絶する反応をとってしまった。

そして2秒後くらいに少し後悔した。ちょっと冷たすぎたかな・・・話くらい聞いた方がよかったかなと自己嫌悪に陥った。その後でかい公園をぐるぐる散歩してたら、さっきの韓国人の青年が同世代くらいの女友達らしき2人と3人で歩いているのが見えた。

観光で日本に来たんだろうか、それとも留学生かもしれない。それかなんかの宗教の勧誘だったのかはわからない。

僕は対面の咄嗟のコミュニケーションが本当に苦手だ。文章を書くのは自分の考えを整理しながら、なるべく100%頭の中を伝えようと丁寧に添削することができる。

逆に対面のコミュニケーションは相手の表情、周りの状況、性別、年齢、自分の猥雑な内なる言葉に邪魔されながら、思いを相手に伝えなきゃならない。

心の中ではそんなに拒絶してなくても、脊髄反射的に真逆の行動をとってしまうことも多々ある。

だからいつも後でこういう言い方の方がよかったなとか、変な伝わり方したかなとか後悔の念に駆られる。


今回の件だって、なにを話そうとしてたかくらいは聴くべきだった。すまんな韓国の青年。本当に申し訳なかった。

真昼間から無精ひげ生えまくりで手ぶらで公園うろついてるおっさんには話しかけない方がいいとは思うけどねw。



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